宮崎地区社会人サッカーカップ戦 準決勝戦

2018.01.21 萩の台公園


SANTANA vs ザッキーズ

0 - 1

0 前半 0

0 後半 0

0 延前 0

0 延後 1


 

MEMBER
STARTING RESERVE
P No NAME G A 評価 P No NAME G A 評価
GK 31

面高 健祐

- - 8.0 MF 17 長渡 優 - - 7.0
DF 20 末海 聖也 - - 5.5 DF 25 前田 法彦 - - 7.0
DF 18 畦池 彰 - - 7.5 DF 87 新島 由隆  - - 6.5
DF 10

西山 智人志

- - 7.5 DF 7 田島 啓央  - - 7.0
DF 19 野澤 奏晧 - -

9.0

 MF 30 古宮 秀隆  - - 6.0
MF 14

尾崎 順一

- -

7.0

           
MF 5 黒木 充照 - -

8.5

           
MF 16 安山 侑任 - -

6.0

           
MF 13 鮫嶋 虎次郎 - - 5.5            
FW 8 本多 柊吾 - - 6.0            
FW 21 明石 崚 - - 6.0            

 

MVP No.19 野澤 奏晧

持ち前のスピードをベースに左サイドを掌握。展開時もテクニック十分で落ち着いたプレーでチームに安定感を抽出し続けた。あのザッキーズを一番苦しめた選手。

 

GAME ANALISYS

SANTANA初の2冠への挑戦は準決勝で幕を閉じた。

今シーズンのSANTANAはリーグを無敗で優勝しこのカップトーナメントも初戦、2回戦を順調に勝ち上がっていました

 

 

12試合(リーグ10戦カップ2戦)で49得点と1試合平均4点以上だった爆発的な攻撃力が今シーズンのSANTANAの武器だったわけだがこの試合はザッキーズにこれを完全に封じ込められた結果なってしまった

 

 

今季2度目の対戦となったザッキーズ

前回はリーグでの対戦で5対3と乱打戦を制し勝利した

ところが今回は一変。延期後半が終わる2分前まで両チームが得点を上げることは無かった

あのザッキーズが相手だけに今回のフォーメーションは1トップで中盤に5枚を形成するややディフェンシブな形

 数試合見たがザッキーズは後半に間延びする時間がちょこちょこくるのでそこに照準を絞っていました

 

 

オープニングシュートはザッキーズ

SANTANAの初シュートは約7分かかり侑任のやや遠めからのシュート

 

 

やはり押し込まれる時間帯が多かったです

特にSANTANAの右サイドは攻撃の糸口が見つからず、守備時は裏を取られてカバーに奔走する場面も多かったです

 右サイドだけではく、とにかくザッキーズは1人1人が冷静で中々ロストしてくれないので全体的にこちらのペースにならない

 

 

前半のビッグチャンスは21分明石の個人技でペナルティ内右エリアからのシュートくらいでしょうか

狙いすぎたのか力んだのか威力なくキーパーにセーブされてしまいました

 

 

ポゼッション46:54くらいで負けながら前半が終わります

前半メンバーはみんな走れていて特に内容を変更する必要もなく、後半に投入する豪華メンバーもたくさんいて自分的には特に悲観する内容ではないなぁと感じる折り返しでした

 

 

あえて上げるならば不安要素は1トップの明石が動きづらそうなところくらいですかね

ただそこがきっちりザッキーズが人数かけて抑えにきてるということは下に構えるSANTANAの3人が空きますので必ずチャンスがくるということなのでこれも放置

 

 

交代メンバーは無しで後半開始。前半とは若干空気が変わりややSANTANAが盛り返しだします

特に縦パスで両サイドの奥をえぐれる展開が増えたため相手の足を使わせる事に成功していました

 

 

これを見て最初に優、時間を見て5分おきに前田、由隆を続々と投入していきます

すると優がかなりフリーでボールを運べる展開が多く多彩なパスを前に供給していきます

相手最終ラインの前のスペースが空きだしたという事です

という事はもちろんピンチも迎えますが時間が経てば経つほどリフレッシュを繰り返すSANTANAがイニシアチブをほんの少しづつですが取り返していきます

 

 

その後、0-0で後半終了の場合速PKではなく延長を行う事が判明したので田島の投入を少し遅らせ延長に備えます

 

 

この田島ですがその後投入されてから試合終了まで1秒も気を抜くことなく鉄壁を披露してくれました

特に相手エースの前田君とのマッチアップはしびれました

 

 

結局お互いに決め手を欠き延長戦も戦い終了間際に失点して終戦したわけですが流れはSANTANAよりでした

中でもショートカウンター左からの展開で最終的に右でフリーで受けた侑任がキーパーとの1対1の場面が最大の見せ場でザッキーズの心臓を一番しめつけた場面だったのではないでしょうか

 

 

そのポジションの選手がどうとかではなくチーム全体としてディフェンスは本当によく頑張ってくれました。前からも圧力かけてたし最後の場面で決定機を作らせなかった。被シュートがロングやミドルが多かったのもこのため

あとはいつもの攻撃力が発揮できれば完璧だったんですがこれがサッカーというもの

相手に抑え込まれた時にどう打開してチャンスを作るか

そしてその数少ないチャンスを作り出せた場合はハイレベルな決定力が必要ということ

 

 

非常に奥深いこれぞ社会人サッカーというものが堪能できた試合であり、そんな試合が今季唯一の敗戦ゲームだったのも面白いものです

 

 

ザッキーズさんありがとうございました!