宮崎地区社会人サッカーリーグ 第8節

2017.09.03 清武運動公園

SANTANA vs TRIUMPH


6 - 3

1 前半 1

5 後半 2


 

MEMBER
STARTING RESERVE
P No NAME G A 評価 P No NAME G A 評価
GK 31 面高 健祐 - - 8.5 MF 5 黒木 充照 1 - 8.0
DF 87 末海 聖也 - 1 6.0 MF 20 鮫島 虎次郎 2 - 8.5
DF 25 前田 法彦 - - 6.5 FW 11 森 翼 - - 6.5
DF 10

西山 智人志

- - 6.5 FW 7 田島 啓央 - - 6.0
DF 16 安山 侑任 - - 7.5            
MF 18

畦池 彰

- -

6.0

           
MF 14 尾崎 順一 2

8.0

           
MF 19 野澤 秦皓 - -

5.5

           
MF 17 長渡 優 - - 6.5            
FW 21 明石 崚 - 1 8.0            
FW 本多 柊吾 1 1 8.0            

 

MVP No.20 鮫島 虎次郎

鮮烈なデビューを果たしたニューヒーローは前線で走り続け相手DFに問題を生じさせた。縦に大きく動き簡単にマークを外すと一気に加速しゴールへ襲いかかる。新加入ながらメンバーとも息の合った場面をたくさん見せた。デビュー戦で2ゴールおめでとう。

 

GAME ANALISYS

9月とは言えまだまだ暑い中のリーグ第8節大変にお疲れ様でした

参加メンバーは16名。そのメンバー達の関係者で観戦・応援に来てくれた方々にも大変感謝です

 

対戦前のお互いの状況を整理するとSANTANAは前節AQUILOTTIとの首位攻防戦を制し6勝1分けで首位。一方TRIUMPHは開幕戦の敗戦が尾を引き中々波に乗れず3勝1分け2敗の6位

 

だがそんなの関係ねぇ!

 

彼らが1部に昇格してきた2012年、この年の開幕戦で昇格組である彼らに我々は1-2で負けた。この日から私達のライバル関係は始まっているのです

この勝利で勢いに乗ったTRIUMPHはそのまま無敗優勝を成し遂げています

それから4シーズンが過ぎ、お互いに上位を争いリーグを引っ張りますが中々優勝ができていない両チーム

対戦成績はSANTANAの2勝2分け1敗

ややうちが有利か

 

いやだからそんなの関係ねぇ!

 

彼らは今の順位とか対戦成績とか関係なくSANTANAをぶちのめしにきます

実際この日はそんな展開の応酬でした

 

以下スタメンとメンバー配置の推移です

スターティングイレブン


   後半スタート        後半終盤

 

 

スタメンの中央縦のラインは優と畦池に支配してもらい両サイド侑任、順一、奏晧、聖也の4人に鬼くそ動いてもらうシステムでした

 

TRIUMPHには主役が沢山いますが私の中では比嘉選手が一番苦労すると思っています

試合が始まらないと彼がどちらのサイドにくるか分からないのでどちらにきても対応可能な面子にしました

特に両サイドバックは私に「ヤバいくらい走れよ?」とアップかまされながら試合が始まります

理想は比嘉君を守備に戻らせる時間を沢山作れればといったイメージでしたが、、、それはまた後の話

 

 

お互いまだ探り合い中の探り合いの序盤でしたが早速聖也の攻撃参加から得点が生まれます

ゴール前ゴチャついた中一度は跳ね返されたボールを聖也が中にクロス

待っていたのは左SHの順一!

ほぼフリーの状態でしたのでこれを落ち着いてゴールに流し込み先制点!

大事な大事な先制点を早い段階で取れたのは大きな出来事でした

 

このゴールからボールが本当によく動くゲームで前に後ろに右に左にとにかくせわしなく人も動きます

どちらかがボールを落ち着かせて~~なんて展開はあまり見られせんでした

 

主導権をどちらもにぎれないまま時間だけがただ過ぎていきます

が、ふとした瞬間にまたも順一がビッグチャンスを迎えます

 

20分頃でしょうか?SANTANAが右サイドを崩した後中央にクロスが入ると順一がゴール前にフリーで飛び込みボレーシュート!

これを全力全開全身全霊前前前世で力いっぱい吹かしボールは遥か彼方上空へ

 

まじですかい!っと、すこし落胆した後にSANTANAは失点します

私がよそ見をしている間、いつのまにか野間君がもう中央でクロスを受けシュート決めていました

 

まぁTRIUMPH相手だし失点はするだろうなぁと思っていましたので1ミリも落胆しませんでしたがここで畦池がピッチ内からバツサイン

 

足を痛めたようです

 

急遽充照を呼びそのまま畦池の位置に投入しました

その後すぐに前半が終了

この前半は完全に5分5分の戦いだったと思います

TRIUMPH井上君の右足があと少し当たりきらなかったシュートもありましたのでお互い1得点と1回ずつのビックチャンスを逃した格好でした

 

 

後半は優に代えて虎次郎を投入

フォーメーションは変えていません

 

その後半開始すぐに柊吾がドリブルからオシャレにループシュートを決めて早い時間に勝ち越しに成功します

柊吾は宮大戦の時もそうだったが少しくらいの距離があっても難なく決めるね

 

が、ここら辺で前半から感じていた違和感が確信に変わったんですがTRIUMPHの前線が異常なほど戻りません

前半からちょこちょこと3枚残しを多用してきましたが後半開始の失点直後からそれが4枚になり5枚になり、その陣容を見ればゾッとする面子がSANTANAの最終ラインに残り味方からのボールを待っています

この後半、時間が経てば経つほどそれが顕著に現れます

 

非常に怖い

 

TRIUMPHが完全なるフルスイング対決を申し込んできてSANTANAはそれを「オウやったらぁ!」と受けるふりしてジャブやストレートで応戦した

そんなところでしょうか

 

すると38分、TRIUMPHの左フックがSANTANAの顔面を叩きます

ゴール前に流されたボールに前田がなんとか相手より体を先に入れ右足でクリアしたがそれが浮かずにゴロでゴール前にいたTRIUMPH野間君にこぼれます

これをきっちりぶち込まれ2-2

まぁこれも仕方ない

 

 

この1分後にターニングポイントとなる得点が生まれます

充照です

相手ゴールからまだ25メートル以上はありそうな位置からドリブルを開始

いつかはパスしてワンツーで抜けるのかなぁなんて思ってたら全然止まらない

味方がフォローに来てもデコイに使い

しまいにゃゴール前で一気に2人をかわしGKと1対1

これをあっさり決め3-2

 

 

このゴールが大きかった

追いつかれた状態から直ぐに突き放したので味方には安堵を、敵には失望を大きく与えるゴールでした

 

 

実際にこの後のSANTANAはTRIUMPHゴールに猛烈に襲いかかります

サイドバックの裏のスペースに走り込む虎次郎に明石がセンターラインから縦にラストパス

これをほぼフリーで受けた虎次郎が冷静に流し込み公式戦初得点

 

その後交代作業中で見ていませんでしたが順一が柊吾からのアシストでこの試合2点目

前半の前前前世を決めていればハットトリックだったのに、、、

 

 

その交代は聖也を下げて翼イン

その直後に虎次郎がミドルシュートを決め6-2

 

充照のあのゴールから立て続けに4ゴールが生まれ完全に試合は決しました

 

 

50分。田島のゴールが見たくなり柊吾アウトのFW田島イン

この直後、相手の華麗なオーバーヘッドのゴールが決まり3点差までは詰められました

この試合3失点しましたが正直致し方ない部分が大きいです

 

とにかくTRIUMPHがディフェンスラインに張り付いてるので何気ないロングボールもビッグチャンスになったりしますしあれだけの手練れ揃いなのでキッチリシュートまでもっていきます

そこでかなりケンが活躍していました

何本もビッグセーブしてくれていました

 

前半比嘉君と対峙することになった聖也も奮闘しましたが比嘉君相手ではさすがに分が悪く引き下げる事も容易では無い状態でした

なので後半は聖也の先輩である侑任をぶつけるつもりでポジション交代させたら後半比嘉君逆にいるやんけ!

つまりまた聖也が見なきゃいけない事に、、、これでまたポジション変えるのもなんだかなぁなんてへんな私のプライドも発動しそのまま据え置きしたりなんてイレギュラーもありました

次節までに完治すればいいですが畦池の怪我などもイレギュラーの一つですね

 

そんなバタバタの中あれだけの攻撃的布陣を相手にすれば失点はしょうがない。その分相手もリスクを背負っていますので今回我々はその攻撃になんとか耐えて(耐えたのか?)隙が生まれたバックスの穴を突いたと。そんな感じです

 

最初の目的である両サイドの運動量で比嘉君を少しでも守備に使わせるというシステムは成功とは言い難かったですが、得点に集中しているチームはある程度の場面なら戻らない勇気を持てるし、頑張って戻った後もまた上がる体力もあった。こんなところでしょうか。勉強になりました。

 

 

 

これは後日談ですがTRIUMPHの西君に誰が一番厄介だったか聞いてみました。

 

 

トップの2人もそうですが全員上手かったです!(マジで!)

若い子達は昔から一緒にやってるのか?って思える連携でしたし。

特に○○番の子はかなりいい選手だなぁと思いました!

 

 

と言っておりました。○○は内緒です

そんな西君が経営する酒場PALMAをよろしくお願いいたします!

リンク貼るのめんどいんで検索してな

 

宮崎TRIUMPHさんありがとうございました!

 

面高 健祐 複数失点はしたもののビッグセーブもいくつか見せてチームを救った
末海 聖也  比嘉選手にかなり翻弄されてしまった 
前田 法彦 かなり大変な試合だったがよく動いた。2失点目に直接絡んでしまった
西山 智人志 いつもよりかはロングボールを抑え味方の足元にいいボールを入れていた
安山 侑任 チーム全体のいい空気作りがナチュラルにできていた。勝ちたいという気持ちも凄く伝わった
畦池 彰 怪我で全てを出し切れずピッチアウト
野澤 奏晧 細かなプレーは上手いがいつもの奏晧からしたら、、目立たなかった
尾崎 順一 2得点を上げチームを乗せた
長渡 優 前半のみのプレーとなったがらしさは見せた
本多 柊吾 走ってくれてはいたがゴールを決めた場面が少ない見せ場の一つか
明石 崚 終始フル稼働した。虎次郎が入ってきてからはさらに躍動した
黒木 充照 得点と声掛けで空気を変えた
鮫島 虎次郎 武器であるランを多用し相手DFに混乱を招いた
森 翼 前半外から試合を見ていたので落ち着いて試合に入れた
田島 啓央 左からのクロスに自慢の右足が負けてしまいゴールを逃してしまった