宮崎地区社会人サッカーリーグ 第3節

017.06.18 生目の杜人工

SANTANA vs ザッキーズ


5 - 3

1 前半 2

4 後半 1


 

MEMBER
STARTING RESERVE
P No NAME G A 評価 P No NAME G A 評価
GK 31 面高 健祐 - - 4.5 FW 11 森 翼 - - 5.5
DF 25 前田 法彦 1 1 5.5 MF 5 黒木 充照 - - 5.5
DF 2 上野 俊介 - - 5.5 FW 4 黒木 悟志 1 5.5
DF 23

石塚 優樹

- - 5.5 DF 7 田島 啓央 1 - ナイッシュ
DF 20 松元 大貴 - - 4.5            
MF 18

畦池 彰

1 - 5.5            
MF 30 古宮 秀隆 - 5.5            
MF 17 長渡 優 1 5.5            
MF 14 尾崎 順一 2 - 6.5            
FW 10 西山 智人志 - 1 5.5            
FW 21 明石 崚 1 5.5            

 

MVP No.14 尾崎 順一

今節の2得点はいずれも同点弾であり、まさしくチームの救世主となった。特に1点目は今回の試合において大きすぎる役割を担っている。足元の覚束ない時間帯もあったが効果的な飛び出しやプレスが徐々にザッキーズの足を奪った。昨年のリーグ第7節のザッキーズ戦でもこの男がMVPであった。


 

GAME ANALISYS

6/18リーグ第3節大変にお疲れ様でした!

 

今節は誰もが最強と認めるザッキーズとの上位対決でした

私の予想は大きく外れ乱打戦になりましたが上記の通りなんとか勝ち点3をもぎ取ることができました

 

リードされている時間帯でもずっとファイトしたスタメン、そしてどのタイミングで投入されても自分の仕事を果たしたサブのメンバー、全員が凄かったです

 

さてレポート、と思ったのですがSANTANAとザッキーズの対戦成績がふと気になったので過去録見てきました

今節抜きの場合ですが1勝2敗3分で得失点はー2でした(しかも3分けの一つはカップ戦でその後のPKで負けてます)

 

やはり分が悪い、、、強すぎるだろザッキーズ

今季はまたさらに凄いメンバーが加入したって噂だし、、

 

しかも今節うちは頼りの大学生トリオがフットサルで佐賀に遠征、、

まぁそれでもうちはうちなりの戦いができる面子が沢山いる

そして監督の力(圧力)で奴を召喚すれば完璧だ

CB上野 俊介

 

約2年前に加入してからというものいきなりSANTANAディフェンスの中心者となりほぼ全ての試合で大車輪の活躍

 

高さ、スピード、技術、全てを兼ね揃えたムッツリである

 

今季は転勤で宮崎を離れないといけなくなってしまったが本人との話し合いで主たる試合には参加したいとのことでチーム残留が決定

 

昨年、後半の3失点でザッキーズに負けてしまった記憶を払いのけるべく朝4時に起きて福岡を出発した変態である

それでは運命のスタメン発表です

 

今回のキーは前節活躍した畦地をアンカーとしてスタメン起用

それにより以前からアグレッシブにゴールを狙ってほしかった順一を一つ前に置くことができた

 

中盤の両サイドは経験値十分の2人で間違いないでしょう

 

CBは初コンビになる優樹と俊介

それにより前田がRSBになり田島が弾き出された格好だ

 

サブも新加入の悟志、怪我からの復帰明け充照、さらに翼と田島でかなり充実したメンバー構成

 

正直翼は最後の最後までスタメンにしようか迷ったが今回は見送り

 

 

さて、試合だが開始の5分と終わりの10分はSANTANAがイニシアチブを握っていた

つまり間の45分はごっそりザッキーズペースだったと言わざるを得ない

これは完敗していた訳ではなくどちらかと言えばと捉えてもらえれば良い

 

開始1分中盤からのフライスルーパスに前田と俊介の間にいた選手が抜け出す

慌ててケンが詰めにかかるがその前にアウト気味のループを打たれ簡単に失点する

 

いきなりの失点で面食らったがSANTANAはこのビハインドを一瞬で無しにする

 

右サイドで軽くパス交換をし、左サイドフリーで待ち構える優に古宮がロングパスを送る

この時去年のエントランスで行われたザッキーズ戦がフラッシュバックしたんだが形が相当酷似していた

去年の優はこれをトラップし、中央へのドリブルでDFをかわしフォア側へ巻いたシュートを決めた

 

今回はどうだったかと言うと

 

優がボールに触る直前にすぐ目の前を猛然とダッシュで抜ける順一がいた

優はダイレクトで順一の前にボールを落として順一はもう触るだけでゲットゴール

 

全てが理にかなっている素晴らしすぎるゴールでした

 

ここ最近の中でもトップクラスのアシストだったと思う

 

ここから少しSANTANAペースが続くがザッキーズは持ち前の技術を遺憾なく発揮し力業的にペースを引き寄せる

そして前半9分あっさりSANTANAを突き放す

 

左から中央への展開

ぺナ外からゴールを真正面に見据えた選手がプレスが来ないとみるとそこからシュートを放つ

低い弾道で右側に流れるボールはギリギリケンの左手が届かない絶妙なシュートだった

 

これが決まり1-2

 

ここからやんわりザッキーズペースで試合が進む

 

ザッキーズはこのスコアで締めたかったようでバックライン(しかも結構深い位置)でのパス交換が増える

うちならこのリスクはあまり歓迎しないが技術の高いザッキーズの面々はあっさりとSANTANAのプレスをかわしつつさらに追撃の機を見る

この形でシュートチャンスの機会を減らされてしまい結局前半のシュート数5本だったかな?

無理めのロングシュートなどもありましたがそこまで悲観する内容じゃないなぁって感じで後半のアプローチを考えていました


てなわけで前半終了

1点ビハインドで折り返しとなりました

 

ザッキーズの攻撃時はしっかりとラインを上げてきていたのでその裏を取ってもらいたく翼の投入

大貴がアウトで智人志をその位置に下げました

 

負けていたのであとはその智人志の入った両サイドバックを超攻撃的に配置し直したくらいですね

負担は増えるかもしれませんが俊介と優樹の初コンビを信じていました

 

それと後半始まって10分ほどで優の位置に充照を入れました

靭帯の故障から約10ヶ月?ぶりくらいにザッキーズ戦で復帰。しかも人工芝。恐ろしい

でも確か去年は全勝で迎えたこのザッキーズ戦の直前に怪我をしてしまったね。リベンジはできたでしょうか

 

交代と言えば終盤に小宮アウト悟志インもありました

新加入の35歳はラストに大仕事をします

 

 

さてこの後半ですが激動の30分間になりました

 

まず開始してすぐに失点します

前田がケンの方を見ながら、そして敵を背負いながらボールをキープ?と言うかどう処理するか迷っていた間に奪われそのままゴールにぶち込まれました

ケンも懸命に前に出たんですがどうすることもできず、、

 

これで1-3

 

さすがに少ししんどくなりました

が!すぐに前田が自分で取り返します

 

右サイドの高い位置でファールをもらうとキッカーは智人志

フォア側にいた前田には何故かマークがついておらず智人志からきたクロスを頭でゴールに流し込みこれで2-3

もうこうなると自分でアシストし自分でゴールしたようなもんです

 

しかしまだ流れはザッキーズ

うまくキープしながらいなそうとしますがSANTANAの鼻息も荒い

ガシガシとプレスをかけて相手ボールロストを狙います

 

ただ一点大きく感じたのは攻撃に怖さが無くなったと言うかなんというか、多分この前田のゴール後からはほとんど危険なシュート食らってないと思うんですよね

まぁ潜在的な意識は守備の方が高かったんでしょう

 

この辺りからゆっくりと、本当に少しずつですが主導権を奪い返してきます

が、中々同点ゴールが生まれずザッキーズの目論見通り時間が過ぎていきます

 

そんな中、作戦ボード見てて流れのはじめを見逃してるんだが顔を上げると同点ゴールが決まった瞬間だった

前田からのクロスを順一がバックヘッドで流し込んだ形だ

 

私は即座に立ち上がり「まだだぞ!すぐ戻れあと1点とるぞ!」とチームに投げかけたが当の順一はそのままの流れでゴール裏を一周駆け回るセレブレーションをしていました

 

 

 

ちょっと面白かった

 

 

 

残り8分の同点弾

 

ザッキーズは疲れで足は止まり、しかし点を取るべく前がかりになっていたため中盤がボッカリ空いていた

 

この後半50分以降は完全にSANTANAの時間でした

いくつものチャンスを作り出し逆転を目指す

 

あと一人控えの田島がいる

誰と代える?

とにかく前目で走り回ってもらうしかないな

「田島!」

田島こちらに来る

私時計チラッ

うわ~残り2分かよ

ん~(交代作業の15秒ももったいない)

田島到着

「田島すまん残り2分しかなかった。このままいく」

田島うなだれてベンチへ

 

こんな悲しいコントをしていたら右に流れた明石が少しキープして中盤からフリーで現れた畦池にパス

これを畦池が落ち着いてゴール左に流し込み4-3!逆転である

 

決まった瞬間田島を呼び戻す

「田島!」

田島ダッシュで来る

「前田(SB)と代えるからな。わかるな?」

田島「ウス!」

私と田島の間に長い説明はいらない

アイコンタクトだ

 

守りを固めるべく異常に高い位置に置いた智人志にも下がるように指示

 

するとどうだ

交代作業が終わってプレー再開後には田島が信じられないダッシュで前線に駆け上がりダイレクトボレーでゴールを決めてしまった

 

まぁ正直な~んでそこにいるんだこの野郎と思ったが結果を出してくれた

しかも劇的な時間とタイミングで

ゴール後の右足を上げるセレブレーションも面白かった

なのでオールオッケー

 

ちなみにこのゴールは明石が中にいた悟志にフライパスを出したんだがそれを悟志がダイレクトでそらしそのまま田島がドカン!とみごとなレガースシュートでした

 

この後すぐ試合終了のホイッスル

終わってみれば5-3の勝利となりました

 

上記の対ザッキーズ戦通算成績も2勝2敗3分で得失点差も±0となりました

 

ふと思ったんだがザッキーズは地区リーグデビューして5失点したことなんてあるのかな?ないんじゃね?初なんじゃね?

 

誰か知ってる人いたら教えてください

ザッキーズさんありがとうございました!

 

 

 

面高 健祐

どうにもこうにも調子が上がらない。練習ではあんなにビッグセーブ連発なのに公式戦になると勝負弱くなる。宮大戦で上昇気流に乗ったと思ったがこの時に怪我もしているので次節にまた期待しよう

 

前田 法彦

久々のサイドバック起用。1得点1アシストと結果を出した。視点が変わった事により少し守りに苦労した印象

 

上野 俊介

開始1分の失点に絡んでしまった。が、それ以降は安定した守備を披露し相変わらずの安定感だった

 

石塚 優樹

センターバック2戦目。前半の守り方に迷いがあったが後半は持ち直した印象がある。足元が上手いと俊介が褒めていた

 

松元 大貴

体が重すぎてキレがない。足元も覚束ない。ボールに寄る時も何故か自信なさげだった

 

畦池 彰

前半はとにかくヒドいの一言。キープもちらしもタッチすら悪く散々だった。あの状態から後半修正したのは評価できる点である。逆転弾見事だった

 

古宮 秀隆

前半からよくプレスに行って顔出しもしていた。せっかく沢山ボールに触れていたので前半の内に何か得点っ気のあるプレーが出ていればって感じだった

 

長渡 優

2分の神パスは本当に凄かった。前半の早々からディフェンスに戻れなくなっていたので前半で代えるつもりだったがあの神パスが頭をよぎり少しだけ粘ってみた。ラストのドリブルが一番ゴールに近いプレーだっただけに決めきればと悔いが残る

 

尾崎 順一

珍しくトップ下に入ることになり躍動した。特に飛び出しなどで相手ラインにギャップを作る作業が秀逸で私が純一にやってほしいと思っている事を色々体現してくれた

 

明石 崚

前線でキープし味方の為にタメを作る。この仕事に集中していたので中々自分には大きなチャンスが回ってこなかった

 

西山 智人志

やはり前線では仕事ができない。ディフェンダーになるとさらっと仕事する

 

森 翼

入ってすぐは簡単なミスをいくつか犯すが徐々に流れに乗るとザッキーズ陣内で躍動する。特にフリーになる為の動きは素晴らしかった

 

黒木 充照

まぁ怪我明けだなぁって感じる動きに終始した。これからに期待

 

黒木 悟志

まずはリーグデビューおめでとう。早速アシストという仕事をしてみせたがまだまだ未知数。これからの彼の動きを見てみよう

 

田島 啓央

タジさんナイッシュウ!