宮崎地区社会人サッカーリーグ 第11節

2017.04.23 宮崎海浜エントランスプラザ

SANTANA vs FC SOREO


3 - 2

1 前半 0

2 後半 2


 

MEMBER
STARTING RESERVE
P No NAME G A 評価 P No NAME G A 評価
GK 31 面高 健祐 - - 5.0 MF 23 石塚 優樹 - - 6.0
DF 7 田島 啓央 - - 6.0 FW 11 森 翼 - - 5.5
DF 25 前田 法彦 - - 8.0 GK 1 小牧 聖弥  
DF 10

西山 智人志

- - 6.5 DF 18 畦池 彰 - -  
DF 20 松元 大貴 - - 5.5 FW 21 佐藤 貴博 - -  
MF 14

尾崎 順一

- - 8.5            
MF 15 平尾 和基 - - 5.5            
MF 31 古宮 秀隆 1 - 6.0            
MF 17 長渡 優 - 1 6.0            
FW 19 野澤 秦皓 1 - 6.0            
FW 16 安山 侑任 1 5.5            

 

MVP No.14  尾崎 順一

一試合を通じて守備への貢献度は凄まじいものがあった。前半にはまだ余裕もあり効果的な飛び出しでパスをもらいビッグチャンスも作った。これを決めきる事はできなかったが、それでも今回のMVPはこの男しかいない。素晴らしかった!


 

GAME ANALISYS

意地を魅せなければいけない戦い

4月23日開幕戦(第11節)大変にお疲れ様でした

 

今季の本当の開幕戦は4月30日の予定でしたがエントランスが23日に取れているということで1部の第11節を前倒しで消化することになりまして、その11節の対戦相手だったのがFC SOLEOさん

 

宮大ウイングスのOBで編成されたチームで3部リーグ加入からその実力を遺憾なく発揮しストレートで1部まで上がってきた若武者軍団です

 

正直かなりの手練れぞろいですし勢いもありますので自信はありませんでしたが先日の総会打ち上げで宮崎TRIUMPHの西君に「松元さん。上がってきたばかりのチームに負けちゃいかんスよ。1部がナメられますから。」と私の目の前にSOLEOの野崎君がいる状態でアップかまされたんでやるしかありませんでした

 

当然こちらも今季に向けて準備を怠ってきたわけではありません

当日のメンバーを見るとそれが顕著に現れています

 

出場メンバーの変化


 

下図は今節のスタートメンバーとフォーメーションですが上の2つは何か分かりますでしょうか?

 

左が昨年度の開幕戦STRAGET戦で、右が昨年度最終戦となったカップ戦の宮崎銀行FC戦です

この時からするとSTRAGET戦からは6名、宮崎銀行戦からはなんと7名もメンバーが変わっています

 

大きな要因として高校生が受験勉強の為離脱した事と、トップスコアラーだった横山尚武の移籍、上野俊介の県外転勤などが挙げられます

ですが既存メンバーの台頭と要所要所の補強にも成功しましたので何とか開幕に間に合ったかな?という感じでした

 

内心は初対戦なのでSOLEOがどんなサッカーをしてくるか分からない「不安」と今までと少し毛色の違うメンバーがSANTANAとどんな融合を見せるかの「期待」で半々でした

縦に速いサッカーに僅かだが光明が

試合は開始早々スコアが動きます

 

右サイドからのコーナーキックを得たSANTANAはカズがキッカーに向かう

ミスキックに近い精度だったかな

 

ボールはまっすぐ相手キーパーに向かいそのままキャッチ

と思いきやこれをファンブル

 

このボールがそのままゴールに吸い込まれ先制点

 

かなりラッキーな形でしたが是が非でも欲しかった先制点が早い段階で取れたのは試合を左右するほど大きな出来事でした

その得点にカズが絡んだのも嬉しかった!

 

リスタートしてからの構図ですが足元がしっかりしていたSOLEOが中盤でつなぎ徐々に自陣へ侵略してくる途中ででSANTANAが奪いカウンターを仕掛けることが多かったです

 

ここでよく目に付いたのが古宮の攻撃参加

今までだと翼や尚武がそのままシュートまで持ち込んでいたんですが今節のFW侑任と秦皓のコンビは徐々に外へと追いやられていきます

 

そこで効果的に顔を出していたのが古宮でした

 

秦皓も侑任も前半相手ディフェンダーの間に顔を出す古宮にパスを何回か通したのを覚えているはずです

 

この展開のおかげで前半のSANTANAは明らかに対戦相手より多くのチャンスを作り出しました

 

ディフェンス奪う→優→侑任or秦皓→古宮→全方位空いてる選択肢へ

って感じですね

 

これで色んな選手が色んな角度からゴールへアプローチしました

が、得点が入らない

 

そのまま1-0でハーフタイムを迎えましたので前半の決定力と言う面では最悪の結果でした

内容に関しては新たなつなぎ役古宮の出現がひとすじの光明に見えていました

 

ディフェンスに関しては前田、智人志、順一のトライアングルが強力でした

ほとんどシュートを打たせてません

 

差し込まれながらも魅せた後半の2得点

まず試合開始前から決めていたカズと優樹の交代を済ませた後に選手を集め、前線からの守備をもう一度きっちりやって、できればあと1点だけ取ろう

2点差あればスローに持ち込めるはずだから

そんな話をしたと思います

 

そして実際にそんな理想的な展開に持ち込める土台までは作れました

後半開始して間もなく侑任→秦皓のホット、、いや。ぬる~いラインが炸裂しあっさり追加点を奪ってみせたのです

 

普段の侑任は「アイツ(秦皓)はライバルだからチャンスが来ても絶対パス出しませんよ!」とふざけたことをぬかしていますがやる時はやるみたいです

 

ここです

ここなんです!

ここでスローにさえ持ち込めていたら試合はもっと安定したかもしれません

 

失点でやや落ち気味のSOLEOに変わらず速攻をしかけいたSANTANAは途中のミスでいくつかのマイボールをSOLEOに渡すことになりこれが反撃ののろしとなります

 

中盤右へ展開したSOLEOは田島と前田の間にいたFWに縦パスを送るとこれが綺麗に繋がり被弾

すぐさま1点差に戻しました

 

この時間帯から試合終了まではずっとSOLEOがイニシアチブを握ることになります

危険なエリアへどんどん選手が侵入し、弾いてもまたSOLEOが拾う

コーナーキックやフリーキックもかなり与えました

 

が、結果的に決勝点となるチーム3点目をこの時間帯にベテランコンビが決めます

 

やや差し込まれている展開でボール奪取に成功したSANTANAの縦パスが左サイド奥深くまで流れます

これに反応したのが優

 

周りにはいったん止めてもいいかも!そんな声も上がっていましたが優はダイレクトでの折り返しを選択

 

なぜか?

 

そこには顔を出せる古宮がいたからだ

 

フリーの古宮は大事にトラップし豪快に右足を振り抜く

残り時間9分で3-1

いよいよ佳境です


それでも選択しないスロー

試合終了後に小宮から連絡が来てもうちょい中盤で回せるようになんないとですね

ってな話になった

 

これはチームに対して常に堅守速攻な!と自分がアホみたいに言ってるから、、そのせいであるのは自覚しています

 

自覚していますのでこれをチームの基盤とし中盤で時間を上手く使えるオプションを手に入れないと先はないなと感じております

というのもこの追加点後もずっと縦に速いサッカーをしていて選手の疲弊が半端なかったです

 

なにもパスを回しまくれなんて言いません

交代で入った選手がドリブルで逃げてくれたりするだけでもいいんです(こういうのは達也が上手かった)

 

実際優と交代で入った翼(いつの間に?)が相手自陣右奥へ2回ほどドリブルで逃げています

1回は捕まりましたが、、、

 

とにかく頭がいい選手にならないと駄目ですね

 

ってそんな事言っている間にSANTANA左サイドをパスで攻略され抜け出した選手にループシュートを決められてしまいます

 

残り5分+アディショナルタイムでのまたもや失点

 

いやぁ、ここからひりつくほど攻められましたがなんとか踏ん張り切りトータルスコア3-2WIN!

 

個々の実力では負けてるなんて思えません

多分勝ってます

 

が、いわゆるチーム力ってやつでは完敗していましたね

 

FC SOLEOさんありがとうございました!

 

 

  • 面高 健祐

デビュー戦は2失点と中々厳しいものとなった。特に2点目は前に出たところを狙われたので悔いが残る

 

  • 田島 啓央

果敢に攻めあがったにも関わらず最後まで体力がもった。1失点目は前田に声掛けしていたかな?

 

  • 前田 法彦

何回出したか分からないくらいビッグプレーの連続だった。CBに前田がいなかったら負けていたはず

 

  • 西山 智人志

不慣れなCBでの起用だったが一定の活躍はできた。最後尾に足元上手い選手はもはや定番

 

  • 松元 大貴

少しいら立っていた。相手を挑発していたし、ラスト1分でサイドで誘われてファールを犯した。やはりいら立っていた

 

  • 尾崎 順一

とにかく中盤のディフェンス面では大車輪の活躍でほとんどのプレーで良い結果を持たれしてくれた

 

  • 平尾 和基

開始直後の得点がカズのゴールではなく正式にOGと報告書に書かれていたのが残念だ。内容に特筆するものは無い。次節に期待

 

  • 古宮 秀隆

攻撃的なボランチとしてチームにある程度のアクセントを加えた。決勝点は流石の一言

 

  • 長渡 優

ドリブルが取られ始めた頃パスに切り替えたがあそこで向かうドリブルから逃げるドリブルにできていたら中盤でスペースが作れていたかもしれない。3点目のパスは見事

 

  • 安山 侑任

ドリブルで仕掛ける回数が少なすぎる。決定力も無かった。可愛い同級生が来ていたから緊張したのか?お?ただ守備は頑張ってました

 

  • 野澤 秦皓

一定の実力は示したがとにかく練習不足感が否めない。侑任と全く同じ動きをしていたがこれは連動とは言わない。ディフェンスラインにプレスをかけて問題を生じさせようとしていた◎

 

  • 石塚 優樹

かゆい所に手が届くというか、顔出しは抜群だった。が、いざホルダーになるとなにをしていいか分からない様に見えた

 

  • 森 翼

短い出場時間で大変申し訳ない。いやしかしマンガかよっ!てくらいスカぶりましたねwwwwダセぇWWW