試合速報 GAME INFORMATION

宮崎地区社会人サッカーリーグ 第11節

2016.10.30(日) 松原河川敷

 MATCH RESULT

  SANTANA 

 

1  前半  1

1  後半  0

 

 TRIUMPH

GOAL
 西山 智人志 14分     20分 失点 
 長渡 優 37分       
         

 

MEMBER
STARTING RESERVE
P No NAME G A 評価 P No NAME G A 評価
GK 1 小牧 聖弥 - - 9.0 87 MF  新島 由隆  - - 7.0 
DF 18 畦地 彰 - - 7.0 7 DF  田島 啓央  - - 6.0 
DF 25 前田 法彦 - - 8.0 4 MF  佐伯 卓也  - - 6.0 
DF 2

上野 俊介

- - 7.5        ‐ ‐   
DF 20 松元 大貴 - - 7.0            
MF 14

尾崎 順一

- - 8.0            
MF 16 安山 侑任 - - 6.5            
MF 27 中村 海斗 - 7.0            
MF 13 横山 尚武 - - 6.0            
MF 10 西山 智人志 1 - 7.0            
MF 17 長渡 優 1 - 7.0            

MVP 小牧 聖弥

前々節のAQUILOTTI戦から宮大ウイングス戦を挟みまたもやMVPに相応しい活躍を見せた。特に後半の終盤、右サイドの裏を取られたシーンでの飛び出しとカットは勝利をグッと手繰り寄せる素晴らしいプレーだった。課題であるゴールキックもある程度の修正が見られまだまだ成長できるGKだと証明した。


GAME ANALISYS

リーグ最終節宮崎TRIUMPH戦大変にお疲れ様でした

 

結果は有終の美を飾り2-1で勝利

 

なんとかリーグ順位も2位まで上がり賞品のボールも2個ほど貰えそうです

 

とりあえずここでリーグ戦は終わりですがすぐにカップ戦が始まります

 

3度目の優勝を目指して頑張りましょう

 

さて、当日会場の松原河川敷は盛大に晴れ、朝一番での試合でもありましたので気温湿度共にベストな状態でした

 

ところが

 

開始1時間前に問題が発生します

 

点取り屋の横山尚武が急遽病院に寄ってから来ることになり遅刻が確定

 

しかし開始5分までには着くだろうとの話だったのでSANTANAは10人で試合スタートとなりました

 

この私の判断が悪手でした

 

結果的に尚武の到着は開始から20分後になってしまい予定より大幅に10人で戦う時間が長くなってしまいました

 

やはりちゃんと時間通りきたメンバーをスタメンで使うべきでした

 

勉強になりました

 

しかし悪い面だけではありませんでした

 

2つほどいい方に作用したことがあります

 

1つは何と言っても10人で戦っている時の全員の運動量

 

危険な場面を早めに潰し簡単に攻撃する

 

これが実践できていましたので正直1試合通じてこの20分間が一番機能していたと思います

 

2つ目は結果論ですが智人志の負傷退場に交代で対応できた事

 

頭から11人で戦っていたら尚武到着で1枚削り、後半頭に2枚目削り後半給水頃に3枚目投入していました

 

智人志の負傷は時間的に後半の給水後でしたので結果的にはこの時間に卓也を残せていたのは◎

 

そんな出来事があったこの試合ですが対等に渡り合っていた14分頃に智人志が先取点を上げます

 

ゴール前でファールを受けフリーキックを得ると得意の左足で直接狙い、これがクロスバーに直撃

 

これが下にバウンドしそのままゴールに吸い込まれました

 

得点の気配はしていましたがフリーキックからの直接はイメージしていなかったので少しビックリでした

 

その後すぐに給水タイムが入る

 

ここでこの1点を守る為に引くと今までのいい流れが台無しになるので継続するように、もうすぐ尚武が着くけど運動量落としちゃダメよと再度念押ししてリスタート

 

この2分後くらいだった

 

尚武到着

 

急いで準備をさせている間にゲームが動く

 

俊介がマークしていた選手にフライパスが入るがその選手が触れずワンバウンドして俊介の手に当たってしまう

 

これがPKの判定

 

キッカーは得点ランキング単独首位の比嘉君

 

聖弥も我慢して待って右に飛んでボールも右に来たが手が届かない位置に蹴られ失点

 

ゲームは振り出しに戻りました

 

ここでようやく尚武を投入できた

 

本当の戦いはここからでした

 

TRIUMPHは追いついたので足が軽くなり前へ前へとプレッシャーを強めた動きか顕著にあらわれました

 

逆にSANTANAは11人になり安心したのか明らかに走らなくなりました

 

前半ラストの10分は完全にTRIUMPHに掌握されたと言えます

 

しかしあっという間に前半終了の時間がきてハーフタイム

 

ここで一呼吸入れて頭をちゃんとリセットしなければなりません

 

メンバーにも明らかに運動量が落ちてるから(単純に疲れで落ちているのではなく味方に任せて足を止めている)もう一度スタート時の動きをしようと伝えました

 

が、これもうまくいかず後半も頭からTRIUMPHにイニシアチブを握られます

 

SANTANAで目立ちだしたのがパスミス

 

選択肢が増えたので出そうとしていたコース以外も目に入ってしまいどちらもおざなりになってしまう

 

そんな印象を受けました

 

なんにせよテコ入れが必要と感じましたので由隆を呼んだ頃でした

 

SANTANAの攻撃陣を牽引する長渡優がやってくれました

 

SANTANA目線で言うと左サイドのハーフウェイラインの方が近い位置でしたので40メートルくらいでしょうか?

 

そこから直接ニアをぶち抜き逆転ゴール

 

流石に震えました

 

見事でした

 

この得点でSANTANAも息を吹き返し得意のカウンターが冴えてきます

 

尚武がようやく存在感を発揮しだしたのです

 

ディフェンダー陣が蹴りやすいサイドに陣取りボールを受けるとドリブルで敵陣に侵入

 

これだけでも人数をかけるリスクを伴わず時間が使えるのでTRIUMPHは嫌だったと思います

 

ここで由隆にディフェンス中心の指示を出して海斗と交代

 

さらに侑任を下げて田島を投入

 

いつものSBに入ってもらい畦池を中盤に上げた

 

後は卓也を然るべき時間に然るべき場所に投入するつもりだったがアクシデント発生

 

少し前に怪我でグラウンドを出ていた智人志が一度は戻るがやはり難しいと✕サイン

 

速攻で卓也を呼ぶと準備万端すぎて逆に怖かった

 

おかげですぐに交代申請を済ませることができました

 

ポジションはそのまま前線に入ってもらい前から激しくチェックしろと指示

 

それにより疲労していたSANTANA中盤が助かるようなパスコースの限定に繋がればなと

 

卓也投入から1分半

 

肩で息していたのは卓也の方でした

 

なんでやねん!

 

な ん で や ね ん !

 

まぁ卓也は置いといてこの時間でも明らかなパワープレイに出ていなかったTRIUMPHに少し違和感を感じたのを鮮明に覚えています

 

優勝の為には勝利が絶対条件だったのであと2点は必要なはずなのに、、、、

 

この疑問は試合後に解決します

 

とにかく多かったのがSANTANAサイドバックの前のエリアまではドリブルやパスでボールを運びいったん止める

 

そこから逆サイドの裏を狙うアーリー、もしくは中央が空いていたらワンツーでえぐるかデコイにして受けた選手が運ぶ

 

この攻撃で2度ほどピンチを招きましたが聖弥を中心にDF陣が踏ん張ってくれてなんとか失点せずに済みました

 

試合はそのまま終了

 

結果は2-1で、SANTANAの得点がフリーキック2点で、TRIUMPHはPKでしたのでお互いの得点全てが流れの中からは生まれませんでした

 

双方とも気の抜けたプレーが無かった証拠でしょう

 

試合終了後TRIUMPHの西君と野間君と少し会話しました

 

なぜTRIUMPHはSANTANAさんに勝てないんでしょう?とか、カップ戦(お互い勝ち進んだ場合準決勝であたる)宜しくお願い致します(目ぇギラッ)

 

そんな感じでした

 

ここで野間君がSANTANAさんCB2人の高さがおかしい。勝てない!とも言っていました

 

あ、これか

 

私が知る中で野間君はTRIUMPH随一のジャンパー

 

その野間君が勝てないならパワープレイで角度つけずにロングボールを放っても意味がない

 

なので少し時間がかかっても起点をサイドに置いてなるべくCB勝負を避けたのかなと

 

まぁそこは突っ込んで聞いてないので完全にこれは私の勝手な想像なんですがね

 

とにかく!

 

今年のリーグ戦一度も負けていなかったTRIUMPHを倒せたのは大きな自信になりました

 

SANTANAメンバー全員本当に頑張ってくれて頼もしかったです

 

宮崎TRIUMPHさんありがとうございました!

 

 

 

小牧聖弥

最後の最後までSANTANAの大壁としてゴール前に君臨し続けた。失点はPKだししょうがない。聖弥がキーパーじゃなかったら負けていたかも

 

畦地彰

少し味方とパスの面でかみ合わない所を見せたがサイドバックの役目は果たした。声掛けも◎

 

前田法彦

エアエンペラーの名のもとに空中戦の完勝、そして危険な場面のシュートブロック、悪いところが無かった

 

上野俊介

コンビを組む前田と共にSANTANAのゴール前で鉄壁に成る。不運なハンドでPK献上したがあれはどうしようもない

 

松元大貴

試合開始直後に相手キーマンの選手に体で当たる。ファールにはなったがそう簡単にはいかないよと宣戦布告のプレーでもあった。後半のハンド判定に一瞬で沸騰して審判に文句を言ったのはいただけないけどね

 

尾崎順一

中盤での競り合いでほぼ先に触ってくれてゲームコントロールのきっかけになってくれた。特に空中戦の勝率はぶっちぎりだった

 

中村海斗

とにかく運動量が豊富で前半中何度も何度もフリーランを繰り返してくれた。その中で相手を一瞬ヒヤッとさせる場面も作った。大人に混ざっても全然やれることを完全に証明した

 

安山侑任

西君にフィジカルコンタクトでどうしても勝てずに苦しんだ。相変わらず機動力はあるので顔出しの面でチームの力となった

 

横山尚武

うまく試合には入れなかったが後半は流石にらしさを見せ始めた。前線からのチェックは本当に素晴らしい

 

西山智人志

前半流れの中で得点出来そうなチャンスが2回きたが決められず。そのかわり完璧なフリーキックを決めチームに勇気を与えた。最後まで見たかった選手だが怪我が残念だ

 

長渡優

困ったら優を見る。出す。するとなんとかしてくれる。そんな頼りがいのあるプレーが多かった。少しずつではあるが運動量も増えてきた

 

新島由隆

守備的な指示をされ後半途中からピッチに入った。相変わらず飲み込みが早く危険な場面を次々と潰していった。由隆も海斗と同じく大人と対等にプレーできると証明してみせた

 

田島啓央

久々の実践だったので無難なプレーに終始したがあの展開ではそれが正解だと思う。ただラストのアーリーで景介君に裏を取られたシーンはウォッチャーだったので注意。もし目の前の選手についていたとするならば受け渡しが必要

 

佐伯卓也

前目でのプレーを志望するのならばプレスは必ずかけること。途中から入ったならば全力でダッシュ!