試合速報 GAME INFORMATION

宮崎地区社会人サッカーリーグ 第10節

2016.10.9(日) 萩の台公園

 MATCH RESULT

  SANTANA 

 

0  前半  0

0  後半  0

 

 宮大ウイングス

GOAL
         
         
         

 

MEMBER
STARTING RESERVE
P No NAME G A 評価 P No NAME G A 評価
GK 1 小牧 聖弥 - - 7.5       - -  
DF 18 畦地 彰 - - 8.0       - -  
DF 25 前田 法彦 - - 7.5       - -  
DF 2

上野 俊介

- - 8.0        ‐ ‐   
DF 20 松元 大貴 - - 7.5            
MF 4

松元 広宣

- - 0.0            
MF 14 尾崎 順一 - - 7.0            
MF 15 平尾 和基 - 6.0            
MF 13 横山 尚武 - - 5.5            
MF 10 西山 智人志 - - 5.5            
MF 17 長渡 優 - 6.0            

MVP 上野 俊介

あの宮大ウイングスの攻撃陣を0封したDFラインが軒並み高評価の中やはり対人戦で光っていた俊介が今回のMVPである。ほとんどのプレーが完璧であった。


GAME ANALISYS

雨降る萩の台

 

優勝をかけた大一番であるリーグ第10節大変にお疲れ様でした

 

結果は上記通り0-0のスコアレスドロー

 

お互い痛み分けの格好となりSANTANAは優勝の可能性が消滅しました

 

あとは最終節(10月30日に延期になっております)を残すのみとなりザッキーズか宮大ウイングスのどちらかがこの日の直接対決で優勝します

 

さて、この日のSANTANAですが近年稀に見るメンバー不足でした

 

学生と社会人の混合でチームを形成しておりますので他に用事がある時も多々あります

 

欠席は仕方ありません

 

むしろ参加率高いメンバーばかりなので感謝です

 

この大事な日にメンバーが揃わなかったのはひとえに監督である私の力不足

 

当日会場に来てくれたメンバーにはご迷惑をおかけしました

 

申し訳ない

 

と、言うわけでいつ以来だろう?

 

私がスタメンで試合に出たのは

 

思い出せないくらい前の事ぶりになりますね

 

 

 

横山尚武            西山智人志

 

    長渡優     尾崎順一

        平尾和基

 

        松元広宣

松元大貴             畦地彰

     上野俊介  前田法彦

 

        小牧聖弥

 

 

 

控えメンバーに佐藤さんがいましたが試合開始直前に来てダラダラと準備していたので実質0人でしょう

 

このフォーメーションのキーマンは私でした

 

壊滅的なほど鈍足であるためいつも通りCBに入ると裏抜けヨーイドン!で容易に失点が想像できます

 

なので、バックスはいつも通り最強で組んでアンカーの位置に入り変則的な5バックにしました

 

なぜ5バックなのか?

 

私が破滅的にボールを扱えないからです

 

試合前には中盤のパス回しには一切参加しない宣言をしていたくらいボールには触れたくありませんでした

 

こんなお荷物を抱えていざ運命の一戦スタートです

 

 

開始から落ち着いていたSANTANAはサイドから縦にボールを運ぶスタイルでした

 

なのでスローインがめちゃくちゃ多かったのを覚えています

 

しかしこれは相手ゴールへ最長距離で向かうことでもあります(悪いとは言っていない)

 

なので中々相手ゴール前にはいけませんでした

 

そんな感じでSANTANAが宮大ウイングスに若干の壁を感じ始めた頃から宮大ウイングスが圧力を強めてきます

 

いとも簡単に中盤でパスを回しシュートまでもってきます

 

10分くらいでしょうか?

 

前田が相手ボールをかき出すファインプレーから起き上がれません

 

「これ、やったかもなぁ」

 

外に出て前田が小さく呟いたセリフが私にも聞こえました

 

はい終わったーっ!!

 

私は心で叫びました

 

だって前田が抜けたら残りはあの佐藤だぜ?

 

残り50分を佐藤入れて戦うくらいなら(ルール上できないけど)棄権した方がマシだぜ

 

ベンチでぼけーっと見ていた佐藤がキーパー聖弥に「前田さんを見てあげてよ!」とまぁまぁの感じでキレられていました

 

さすがに笑いそうになりましたがグッとこらえて試合再開

 

一時的に畦地がCBに入りカズをRSBへ

 

この後どーするかなぁと思っていたら、なんとか前田復活

 

足に違和感を感じている素振りだったが今抜けるわけにはいかないという使命感が彼を突き動かしました

 

状況的には予断を許しませんがひとまずここでほっと一安心

 

この後前田復活の安堵が功を奏したのか相変わらず攻められてはいますがそこまで危険な場面は作られませんでした

 

大きな理由として最後の場面を崩せない宮大ウイングスがミドルシュートを連発し、足場も悪かったのでこれが危険なシュートにはなりませんでした

 

この展開が続き前半は終了

 

SANTANAはシュートが2本、コーナーキックが1本だったと思います

 

さぁここからです

 

お互い0-0で終わる訳にはいかない同士なので後半必ず動いてきます

 

後で知りましたがハーフタイムで3名の交代をしていた宮大ウイングス

 

後半は中盤を制圧しバイタルエリアでのパス回しに切り替えてきました

 

これは当然です

 

ミドルシュートでSANTANAにボールを渡していたのですから真っ先に修正する点でした

 

なにが凄いってそれをキッチリ体現できるのが凄い

 

逆にSANTANAですが特にシステムを変える必要はありませんでした

 

なぜ変えなくてよかったか

 

理由の半分は「変えれるほど面子が揃っていない」が本音です

 

しかし残りの半分が大事で、当然宮大ウイングスが若干のリスクを背負い圧力を精一杯かけてくるのは分かっていましたのでカウンターにかけているSANTANAとしては前半同様DFが踏ん張って前半より確実に増えるであろうチャンスをモノにすること

 

これだけでしたのでやることは同じなのです

 

難しくあれやこれやと考える方が危険だと踏みました

 

実際後半のチャンスの数は前半を凌駕します

 

前目の3人(優、智人志、尚武)は全員1回ずつはビッグチャンスを迎えましたし

 

後半の流れとしてはとにかく中盤を制圧されてイニシアチブを握られながらも虎視眈々とカウンターを狙う構図がずっと続きました

 

が、お互いに得点を上げることなく試合終了

 

総括として、あれだけの攻撃をくらって失点しなかったDF陣は大勝利と言えるでしょう

 

攻撃陣に関してはチャンスの数が少なかったのでなんとも言い難いが後半迎えたビッグチャンスのどれか一つでもモノにできていたらと、、つまり残念な結果だったと言わざる負えません

 

今節に関してポジティブな点としては

 

①勝ち点1を取れたこと

 

②そしてSANTANAのDF陣は本当にレベルが高いと証明できたこと

 

③攻撃陣の縦の速さは宮大ウイングスにも通用すること

 

この3つでしょうか

 

特に②に関して当人達は自信を持っていいと思います

 

リーグ最強の4バックを目指してほしいと思いますし、下手したら既にそうかもしれません

 

まぁそれは周りに評価されて初めて成立する事ですし本気で目指してもらいたい

 

残念ながら優勝は無くなってしまいましたがまた来年に向けての大切な1試合になったと思います

 

宮大ウイングスさんありがとうございました!

 

 

小牧 聖弥

相変わらずレスポンスが高い。いくつものシュートストップがあった。2試合連続で強豪相手にクリーンシートは本当に凄い。ゴールキックの精度は前節よりかは若干マシといった程度

 

畦地 彰

的確な声掛けでチームを盛り立てていた。フィジカルに関しても前節と比べると数段動けていて自らが招いた危険な場面は皆無だった

 

前田 法彦

強靭な肉体を武器にあらゆる場面で壁となった。一度足の完治を真剣に考えた方がいいかもしれない

 

上野 俊介

空中戦は当たり前のように完勝し、なおかつ地上戦も敵なしだった。無双とはこのこと

 

松元 大貴

安定感抜群でそこで抜かれたら危険だなと言うプレーを選択しなかったのが一番良かったと思う

 

松元 広宣

ハッキリ言って影のMVP。まったく動かなかったので逆に周りの味方に一切油断をさせなかった。常に緊張感を持たせた頭脳的プレー

 

平尾 和基

相手の数に一時困惑した。焦らずやれることをやればいいのだ。君ならできる

 

尾崎 順一

中盤でのキープレイヤーだった。しつこい守備とロングボールの競り合いでかなりチームを救った

 

長渡 優

足場が悪く得意のドリブルは鳴りを潜めたが自分が今できる事をちゃんと実践すべくディフェンスにも奔走していた。後半の得意の形が決まっていれば最高だったのに

 

西山 智人志

体の使い方が異常に上手かった。相手ディフェンダーを困らせる場面をいくつか作った。が、あれだけのビッグチャンスでループを狙うのはあまりいただけない。ヒーローになるチャンスを自らゴミ箱へ捨てた

 

横山 尚武

前半は止められていたドリブルが何故か怪我をした後の後半に効くようになった。後半は1番のチャンスメーカーだっただけにあの大事な場面、優からのおしゃれパスに棒立ちだったのが残念だ。こちらもヒーローの権利を自ら放棄してしまった