一試合通じて長渡優と西山智人志がよかった。が、あれだけ劇的なゴールを決められるとこの男を選ばざるおえない。最大級のプレッシャーがかかるあの場面でループシュートを選択した鉄の心臓も◎

 

10月11日1部リーグ第8節VIVATY戦大変にお疲れ様でした

 

気候も穏やかでまさにサッカー日和

 

しかしここ最近の流れでは珍しくサブメンバーが１人(島元)と、かなりギリギリの状態での試合でした

 

そしてこれは余談ですが尚武のお母様が観戦(母が観戦すると得点できないジンクス持ちの尚武)

 

なんとなく嫌な予感、、

 

それはそれとして、この日の１試合目にザッキーズが今季初黒星を喫しなんとSANTANAに自力で優勝する権利が発生しました

 

これを受けSANTANは当たり前のようにテンパり、試合は心臓バクバクの展開となりました

 

　　　尚武　　　翼

 

　優　　　充照　　　啓介

 

　　　　  智人志

良輔　　　　　　　　　凌

　　　  大貴　前田

 

　　　　　聖弥

 

フォーメーションはこれ

 

サブ１人でも普通に強い

 

他のチームでは中々こうはいかない

 

SANTANAの強みはこういう所だよね

 

システムは事前にメンバーからもらっていた情報を元にラインディフェンスではなく８番の選手がスイーパーで入るはずなのでサイドバックの裏をどんどん突いていこう！でした

 

さぁ試合開始！！

 

 

 

まぁ、、、ね

 

８番は思いっきり中盤にいるっていうね

 

ディフェンスもラインディフェンスだしね

 

しかしまぁやることはそんなに変わらないし慌てて何かを修正する状況ではありませんでした

 

事実SANTANAはすぐにチャンスを迎える

 

尚武だ

 

ゴール前ゴチャついて見逃したんだがパスを受けいつの間にかキーパーと１対１に

 

ここで尚武は余裕があったのかドリブルを選択

 

これが悪手だった

 

相手キーパーが倒れながらも目いっぱい腕をのばし尚武からボールを奪いビッグセーブ

 

これで波に乗った相手キーパーはその何分か後に来た啓介のビッグチャンスも横っ飛びで外に弾き出した

 

この辺りからいやぁ～な空気が流れ出す

 

試合開始からポゼッションは５５－４５くらいでSANTANAの若干のリード

 

五分五分と言ってもおかしくは感じないくらいの微リード

 

しかしチャンスはSANTANAが時間と共に積み重ねていくがVIVATYは前半で２回作るのがやっとという感じ

 

やや押し気味に試合は進むが、あ！っと言う間に前半終了

 

ハーフタイムでの交代はナシ

 

チャンスは作っているのだから後半も同じテンションで入ろう

 

ただし、このまま推移すれば必ずリスクを冒す(３トップ)時が来るのでよろしく

 

 

と伝え、選手達をピッチへ送り出した

 

後半も、ほとんど前半と変わらぬ展開で進む

 

チャンスは作るが運にも見放されゴールができないSANTANA

 

ディフェンスに集中し虎視眈々とカウンターの機をうかがうVIVATY

 

後半１２分、たまらず優をトップ中央に据え３トップで挑む

 

優がそこに存在するだけで相手CB２枚やボランチまでもを引っ張れていた

 

それによりフリーとなった選手が幾度もアタックを仕掛けるがVIVATYも最後まではやらせない

 

とにかくVIVATYの集中力が凄い

 

いよいよヤバい残り１０分を切ったところ

 

左サイドからフリーキックを得たSANTANA

 

ボールの前には優と智人志

 

この場面では譲ったのか自発的なのかは分からないが智人志が巻いて中に合わせるボールを蹴る

 

まさに前節JAFC戦を思い出す

 

合わせた選手こそ俊介ではなく充照だったがどんぴしゃりでボールを供給

 

しっかり当たったのかは定かではないが頭で合わせた充照のシュートはゴールに向かう

 

しかしここでも相手キーパーが飛んでくる

 

かろうじて！という形でクリアしたためゴール前混戦の中にボールが落ちる

 

この流れで２度ほど小競り合うが最終的には大きくクリアされてしまう

 

何か一つでも違えばあっさりゴールできるような場面が連続できたが全てゴールにつながらず

 

なんてことだ

 

流石にこの場面で「マジか」と独り言を言ってしまった

 

それでも諦めず走り続けた選手達

 

サッカーの神様はこんなに頑張っている皆を見捨てるわけがなかった

 

試合終了４分前

 

勇気を持ってラインを上げていたVIVATYのディフェンスライン

 

この裏を充照がフライスルーパスで抜く

 

このスルーパスに抜け出していたのが尚武

 

またもやキーパーと１対１に

 

ここで尚武はループシュートを選択

 

完璧な高さで完璧な場所に落としたボールはSANTANA関係者全員が息を飲む中静かにゴールへ吸い込まれた

 

この瞬間ベンチからは歓喜の雄叫び(特に俺)

 

ピッチ内では祝福される尚武

 

ゴールの瞬間よりこういう場面を見れる事が本当に幸せだと思う

 

尚武のジンクスも崩れました(お母様おめでとうございます)

 

ここでズイ(島元)キャプテンが出場の準備をいきなり言われてまぁまぁテンパる

 

なにせピステを脱がない

 

おいズイよ。お前そのまま出れるとでも思ってんのか?早よ脱がんかい

 

へっ、へい！！

 

こんなコントをしていたら追加点が生まれる

 

点を奪いにきていたVIVATYにショートカウンターをしかけたSANTANA

 

中央気味にいた充照から左斜めに縦のスルーパス

 

最後まで足を残していた尚武がこれを受け取り爆発的なスピードでディフェンダーを抜き去る

 

ゴール前まで侵入した尚武は右足に持ち替えファー側へ巻いてビューティフルゴール

 

あれだけ苦しんだ試合が嘘のようにあっという間に試合を決めてみせた

 

ここでズイ投入！

 

した瞬間ホイッスル！

 

試合終了！

 

ズイは１ミリも汗かいてないからユニホーム洗濯しなくて大丈夫ですね

 

いや待てよ

 

見てる側は緊張で脇汗が凄いかも

 

そんな試合でしたが本当によかった

 

そしてVIVATYさんが本当に素晴らしかった

 

そんな相手を倒せた事は皆の自信にもつながることでしょう

 

VIVATYさんありがとうございました！