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宮崎地区社会人サッカーリーグ 第2節

2015.06.07(日) 綾町松原公園サッカー場

MATCH RESULT

SANTANA

2

 

0  前半  1

2  後半  1

 

2

STARGET

GOAL
      07' 失点
 尾崎(長渡) 38'      
      43' 失点
 前田(黒木) 51'      

MEMBER
STARTING RESERVE
P No NAME G A 評価 P No NAME G A 評価
GK 01 小牧 聖弥     4.5 DF 07 田島 啓央     4.5
DF 77 高橋 良輔     4.5 MF 16 尾崎 順一 1   -
DF 25 前田 法彦 1   5.0 MF 77 青野 巴哉     4.5
DF 04 長野 貴久     4.0            
DF 20 松元 大貴     4.5            
MF 10

西山 智人志

    6.5            
MF 08 親見 啓介     6.0            
MF 05 黒木 充照   1 5.5            
MF 09 横山 尚武     5.0            
FW 11 森 翼     5.0            
FW 22 長渡 優   1 4.5            

MVP 西山 智人志

第2節直前にアンカーへコンバートされても慌てることなく対応してくれた。と言うかむしろ今までの怠慢プレーが一気に改善され誰よりも懸命に、誰よりも献身的に動いた。まさかまさかののハマり役で久々に質の高いバランサータイプのアンカーを見た。運動量では啓介に負けるものの、また違った戦い方を示したテクニシャンはこのポジションで大きく監督からの評価を上げた。

 

GAME ANALISYS


リーグ第2節!雨の心配もありましたが多数の参戦ありがとう

 

空も予想以上に回復して早朝から気温は20度オーバーでした

 

そんな中でのリーグ2戦目

 

必ず手に入れなければいけなかった勝ち点3は奪取できず、なんとか引き分けに持って行けたという印象

 

もちろんチャンスはあった

 

勝てた試合だったと意見が割れてもおかしくない

 

ただ一つ言えるのは見てるだけならヒリヒリとしたとても面白い試合かなと

 

やってる本人たちは必死にやってくれたしね

 

結果がついてこなかったなぁって感じ

 

そんな試合でした

 

付け加えるならば、試合を左右するくらい怪我人が続出したのが痛かった、、

 

そんな状況でも永遠のスーパーサブ佐藤は自分のチェアーにどっしりと構え試合終了まで動きませんでしたが

 

試合開始前に達也がどこかしらの筋を痛め離脱

 

大貴が前半中頃にエルボーを食らい負傷交代

 

翼も後半頭に接触プレーで脇から背中にかけて痛め順一と即交代

 

その代わって入った順一が左膝にのられ靭帯を痛め即アウト

 

SANTANAを引っ張っていると言っても過言ではないこのそうそうたるメンバーが次々とピッチから消えたのである

 

達也に至っては試合開始前からバツサイン出していたし

 

アホですよ

 

そんな試合は前節のヌルッとした入り方から何かを学んだ!

 

とは到底思えないほどまたしてもヌルッと入った

 

昨年の対戦では5-0と終始圧倒し続けた相手にイーブンな展開に持ち込まれる

 

なぜだろう

 

まぁみんなが細かく悪い部分を発揮している訳だが

 

まず前節からの大きな変更点としてフォーメーションが「4-4-2」から「4-5-1」になった

 

SANTANAで1番テクニックがある優をトップに据えてみんなのターゲットにする

 

そこに収まった時点でその下にいる若手5人が一気に連動する

 

ディフェンスに関しても中盤の5人がしっかりとプレスに入り相手前線へのパスを減らす

 

このシステムでSANTANAは主導権をにぎるつもりだった

 

が!しかしそれは叶わなかった

 

まず先に失点したのが痛かった

 

開始10分もたたない頃に縦パス一本で相手をフリーにさせてしまいキーパー聖弥はノーチャンス

 

正直まいった

 

またこの展開かと

 

前節開幕戦は先に失点してから少しメンタルを崩して失点を繰り返し前半で0-3の失態を演じたSANTANA

 

しかしこの第2戦はここで踏ん張った

 

なんとか最少失点で前半を耐えきったのは評価できる点だった

 

監督的にここしか評価できない前半だったのが少し寂しいが、、

 

さて前半で大貴を失いTAZYが交代出場したため自陣営サブにディフェンダーがいなくなった

 

1点ビハインドで折り返したのでディフェンダーの心配してる状況ではないんだが貴久がかみ合っていない現状を見て監督の中では代えなければならない選手になっていた

 

しかし上記通りディフェンダーの控えがいないため後半10分までに貴久と順一を代えて中盤から1枚バックスに下す計画を立てていた

 

しかしアクシデントは続く

 

後半に入ってすぐトップ下の一角を担っていた翼が相手と衝突してしまい交代を要請

 

準備させていた順一を呼び予定とは大きく違う選手との交代でピッチに送り出した

 

そんな彼があっという間に大仕事をやってのける

 

敵陣の縦も横もちょうど中央にいた優が右手にいた順一に優しいパスを送る

 

すると順一は少しだけトラミしたがそのまま豪快にロングシュートを放った

 

キーパーは一歩も動けず自分の左側に突き刺さるボールをただ眺めているだけであった

 

簡単にプレーできる選手に結果がついてくる意味がよく分かるゴールだった

 

ピッチに入って、ものの2分であげたゴールは実はすでに2本目のシュートであったのだから

 

しかし無情なり


起死回生のゴールによりチームに勇気を与えた彼はその後すぐにピッチを去った


中盤での競り合い時、相手選手に左膝に乗られ靭帯を痛める


明らかに「ヤバい」と分かる状況だったが意外と食い下がる順一


監督の「代えるぞ?」の問いに


黙っている順一


せっかく試合も追いついて乗っているこのチームの勢いを寸断したくなかったのだろう


なによりもサッカーが大好きな順一


無口だが懸命にチームの為に走り抜いてくれる順一


かわいそうだったがここでアウト


代わりに巴哉イン


実はこの間ににSTAR GETに勝ち越し点を奪われている


1点目とラインの高さは違うが形はほぼ同じ形で失点


これでSANTANAメンバーがグッとへこんだように見えた


若干足が止まり元々多かったパスミスもさらに増えだしたがなんとか堪え相手ゴールを狙う


そんな後半21分にSANTANAの伝家の宝刀が相手を切りつける


右サイドから充照がロングスローを放ちそれを前田が競り勝ちなんとかギリギリゴールイン


このロングスローから決まるならこのパターンかこぼれを押し込むしかないと思ってただけにまさにイメージ通りの泥臭いゴールで同点


ここからはSANTANAも息を吹き返し攻勢に出るが今更スイッチを入れても遅いもので


多分怪我などあって時計止めてる時間帯も結構あったとは思うがあっという間に試合終了のホイッスルが鳴りドロー決着


ベンチに戻るメンバーの顔を見てもやりきった!!というよりかはまだまだできたはず。なにかがおかしい。とそんな顔してる

 

では何がいけなかったのか


ようやくだが推察に入ろう

 

まずは優の調子があげられる

 

良くも悪くもこのチームは優次第なのである

 

少し調子悪いくらいなら周りが奮起するパターンは今までも何回かあったが優が絶不調の時は御多分に漏れずチームも乗りきらないのである

 

この日の優は残念ながら後者

 

ボールをおさめるまでは素晴らしかったのだがその後が何もできない状態に陥ったのである

 

なぜだか分からないが最も得意とするドリブルを封印しパスに固執していた

 

そのパスが軒並みカットの対象になりゲームを支配するには厳しい状態となっていた

 

それと尚武

 

彼は縦に勝負するだけで勝てるとんでもないスピードを持っているのにその足を止めて勝負していた

 

これからもその間違った選択をしてほしくないので言わせてもらうが、尚武の武器はスピードで間違いないと思う

 

テクニックに関してはスピード勝負した後落ち着いてフィニッシュできる程度あれば十分

 

簡単にゴールを目指さない奴は得点王も遠くなるんじゃないかな?

 

それと貴久

 

SANTANAに入って時間も浅いため裏を取られてはいけないパターンなのか勇気をもってラインを上げるパターンなのかまだ判断に困っているだろう

 

これは監督の予想なんだがパスがきた時のあの反応の鈍さは試合中に「予測」をしてないんじゃないかな?

 

まるで「そうきたか!」と裏を取られた時の動きだったが「予測」の範囲内の攻撃だったのではなかろうか?

 

今一度あの場面を思い返してみてくれ

 

それとこの試合の失点は前後半1点づつ計2点となる

 

これはいずれも中盤からのパスを許したために招いた結果でもある

 

もちろん全てのパスをカットできるならディフェンダーはいらないということになるので中盤のディフェンスを全否定はしないが、ちょこちょこ相手にペースを握られていたところからも分かるように合格点には遠いデキだったのではなかろうか

 

相手ディフェンスラインからの一発ではない

 

中盤から見事なスルーパスを出されてしまったのである

 

見直すべき事実だろう

 

次に良輔

 

チャンスと見て上がるのは構わないが歩いてラインに戻るくらいなら上がらないでくれ

 


ひとまず目についたのはこんなところか


さてさて


社会人になっても若い頃より大きく成長できるものがある


それはメンタル


まずどんな状況であれ楽しむのがSANTANAのサッカースタイル


勝たなければ楽しくないと皆真剣に取り組んでくれてるのは有難い


しかしひとたび上手くいかない事象や時間がおとずれるとズブズブとテンションを下げる


これでは少し頼りない


ダダこねるのは子供でもできる


そう思わない?


まかり間違ってもSANTANAがいるのは1部リーグ


相手が強いのは分かりきっている


それでも昨シーズンは上位陣としっかり渡り合いカップ戦では優勝までした


周りの反応見てもSANTANAはもうすっかり強いチームで定着してますよ?


1部リーグで上位争いするようになって4・5年でしょうか


 今までの頑張りにプライド持って、またスイッチを入れ直しましょう


STARGET FCさんありがとうございました!