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宮崎地区社会人サッカーリーグ 第8節

2014.09.21(日) 宮崎海浜エントランスプラザ

MATCH RESULT

SANTANA

2

 

2  前半  1

0  後半  1

 

2

ザッキーズ

GOAL
 青野        
黒木(森)         
         
         
         

MEMBER
STARTING RESERVE
P No NAME G A 評価 P No NAME G A 評価
GK 01 小牧 聖弥     6.5            
DF 07 田島 啓央     6.0            
DF 25 前田 法彦     6.0            
DF 03 小玉 克     6.0            
DF 88 高橋 良輔     6.0            
MF 25 青野 巴哉 1   6.5            
MF 08 親見 啓介     6.0            
MF 17 長渡 優     4.5            
MF 10 西山 智人志     4.0            
FW 09 黒木 充照 1   7.5            
FW 11 森 翼   1 6.0            

MVP 黒木 充照

ちぐはぐな攻撃陣をどうにかまとめようと最後まで奔走した選手の一人。最後までそれは叶わなかったがそれでも切れずに諦めない姿はチームに勇気を与えた。前半の同点ゴールのアシストと逆転となる得点も加点条項。

 

GAME ANALISYS
この日のSANTANAは明らかに何かおかしかった

 

まずチーム内得点ランキング2位の横山尚武(7得点)の姿が無い

 

後に分かった事だが前日明け方まで飲んでおり体調不良とのことだった

 

今まで交通事故にあっても試合会場に来たりなど全試合出場を貫いてきた彼だったが大事な試合で酒に負け欠場とは大きなケチがついてしまった

 

このアクシデントによりいつもとは違うフォーメーションでスタートせざるを得ない状況に陥ったSANTANAは初記とは食い違うが上手く試合に入れたと思う

 

序盤に失点から入るという最悪のスタートにもかかわらず、その後慌てることなく持ち直し徐々に自分たちのペースに引きずり込み、20分までには逆転してみせたのである

 

まず同点ゴールは青野

 

横山が欠場となり急遽出番が回ってきた彼は中盤の底で必死にディフェンスをしていた

 

、、のだがオフサイドやパスミスによりロストしていたマイボールをどう大事に扱うかという場面で「自らが攻撃参加する」を選択したのだ

 

中央でボールをうけた青野は少しだけ悩んでペナルティアーク手前の黒木に縦パス

 

ここで3人に囲まれるも落ち着いてタメを作った黒木は猛然と走り込んできた青野にリターン

 

ザッキーズ側はまさかの展開にディフェンダーも間に合わずキーパーと1対1

 

まさにしてやったりの状態を作り出した青野は落ち着いてゴールを決めた

 

その後特段大きく流れは変わらなかったのだが突如として森が左からアタックを決める

 

ここを制圧した森は中にグラウンダーのクロスを流し、待ち構える黒木が落ち着いてあわせた

 

いきなりの失点で出鼻をくじかれたSANTANAだったが何事もなかった様にあっさり逆転してみせた

 

ただ、何事も無かった訳ではない

 

ここまでの記述でいつもと違うことは「長渡」や「西山」の名前が一切出ていないこと

 

いつもならば有り余るテクニックを武器にチームを牽引していた両者だがこの日は消えていた

 

どちらかが乗れない日があったとしても、もう片方が爆発的に活躍するなどお互いがフォローし合っていた両者だったが二人とも調子が悪いとなると大きな危機だ

 

監督もシステムやポジションを変更して対応するが思ったほどの効果も見れず、ズルズルと相手のペースに飲み込まれていく

 

ザッキーズは追いかけないといけなくなった訳だから圧力をかけてくるのも当然だ

 

いつもならカウンターの格好の餌食としたいところだが俊足アタッカー陣の片割れがいない

 

前線の1ピースを失い両サイドまでも機能しないとなれば苦戦は必至

 

思った以上に上手く対応していたディフェンダー陣も段々とピンチの場面を迎えだす

 

これが続くとそれぞれに対応のミスが出てくる

 

その何回目かのミスから招いたピンチが連続して襲ってきた後半中ごろに一撃を食らってしまう

 

これで2-2

 

まぁしょうがないよ

 

もともと複数失点は想定するに容易な試合だったしね

 

その後はなんとかピンチをしのぎこのまま試合終了

 

両サイドのキーマンが絶好調でさらに、横山までいたら粉砕できていたかもしれない試合でした

 

ただ、人にはそれぞれその日の出来、不出来があるし、その時その場面で対応しきれるチーム力をもっと向上させなければならないと痛感した試合でもありました

 

ザッキーズさんありがとうございました