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宮崎地区社会人サッカーリーグ 第4節

2014.06.29(日) 田野町運動公園サッカー場

MATCH RESULT

SANTANA

2

 

1  前半  0

1  後半  0

 

0

TRIUMPH

GOAL
       
長渡(横山)        
         
         

MEMBER
STARTING RESERVE
P No NAME G A 評価 P No NAME G A 評価
GK 01 小牧 聖弥     7.5 DF 03 小玉 克     6.0
DF 07 田島 啓央     7.5 FW 23 荒武 達也     6.0
DF 18 畦地 彰     7.5            
DF 25 前田 法彦     7.5            
DF 88 高橋 良輔     7.5            
MF 05 黒木 充照     6.5            
MF 08 親見 啓介     6.5            
MF 17 長渡 優 1   6.5            
MF 10 西山 智人志     6.0            
FW 09 横山 尚武   1 6.5            
FW 11 森 翼  1   7.0            

MVP DF陣
今季初のクリーンシートを達成したディフェンダー陣から全てを選出
 
こうなるともうMostじゃない気がするけどご勘弁
 
やや支配され気味の中盤勢のケツをしっかり持ち最後の最後まで集中を切らさなかった全員が素晴らしかった
GAME ANALISYS

今節の対戦相手は一昨年度王者の宮崎TRIUMPH

 
とにかく勝ち点を取りこぼさない勝負強さが武器で全員がサッカーを熟知しているような連動を見せる
 
いわゆる最強の相手
 
直近のSANTANAとの対戦成績も宮崎TRIUMPHが1部昇格を果たした一昨年度に開幕戦で対戦した時は2-1で宮崎TRIUMPH
 
昨年は1人少ないながらも1-1の引き分けに持ち込まれた
 
とにかく負けないで有名な宮崎TRIUMPHは1部昇格後20試合以上リーグ戦を戦ってきたが僅かに1敗のみ
 
まだまだ優勝を諦めていないSANTANAだけにこのチームをどう攻略するかが今後を占う鍵となる
 
そんな大一番でした
 
ざっくりと伝えるならばディフェンダー陣の奮闘がとにかく素晴らしかった試合
 
開始直後からやはり入り方を間違えてるSANTANAは2度ほどシュートまで持ち込まれる
 
その嫌な流れをなんとかクリアしジリジリとポゼッションを5分5分に持っていきだしたのが前半10分の頃でした
 
ここからはさらにジリジリ、ジリジリと相手を押し込みだしチャンスも作り出していた
 
わずかのカウンターはくらうが15分〜20分までの時間帯は完全にSANTANAが支配
 
そんな中で常に相手の裏を狙っていた2トップの一角森 翼が単独で抜け出しフリーの状態
 
が!フライパスの処理を誤り(止めすぎた)一旦ゴールに背を向ける
 
その間に宮崎TRIUMPHのディフェンダーが3人も帰陣するが横山 尚武も左手にフォローの形でラン加勢
 
この後の翼はまさしくストライカーらしい選択をしたと思うんだがパスでは無くやや右方向(ほぼ縦)へドリブルを開始
 
戻れた安心感とSANTANAの横山に少し目線をやった隙をつき、あっという間にディフェンダーを置き去りペナルティエリアに侵入した翼はそのままの勢いで右足一閃!
 
あのトラミからこんなゴールが生まれるなんて遥かに俺の想像を超えた素晴らしいゴールでした
 
シュートも綺麗だったしね
 
ここからはまた5分5分の展開になりチャンスを伺う形が続いたんだが決定機を迎えたのはSANTANA
 
右からのクロスでゴール前ごちゃついた中一瞬だけフリーになった横山が決め切らなかった場面と左ポスト直撃の黒木のフリーキック
 
前半10分過ぎからは宮崎TRIUMPHよりいい形を明らかに作れていたSANTANA
 
それだけに追加点が欲しかったが前半はこのまま終了
 
ハーフタイムはやはり「中盤での構成力」に差を感じている内容の話が上がった
 
まぁ当然ながら相手はあの宮崎TRIUMPHだし、その相手に簡単なミスを繰り返す、中盤のデフェンスもいったりいかなかったりしてるようじゃそうなりますわな
 
ホント毎回思うけど
 
「今の状態はこんな所がよくない」
 
ってとこを探すより
 
「今自分に出来る事はなんだろう」
 
と、チームの為に働くための思考にシフトした方がいいよ
 
相手が嫌がるのは修正じゃなくて奮起だと俺は思ってるし
 
さてさて後半
 
1点ビハインドの宮崎TRIUMPHは当然ながら前目に重心を置く
 
厳しくチェックにいきカットするとすぐ縦やサイドにあずけパサーも攻撃参加
 
一旦はサイドに振るんだが中央にボールを戻しSANTANAのペナルティエリアの前で圧倒的なイニシアチブを握る
 
この展開になるとだいたいじれてきて隙を生み失点してしまうのがSANTANAの通例なんだがここでデフェンスラインが奮闘
 
粘り強く守り最後まではさせない
 
超絶ピンチも気持ちで防ぎクリア
 
そのボールを中盤やトップに繋ぐしたたかさ
 
後半のSANTANAは明らかなカウンターサッカーの展開にシフトした(させられた?)訳だがその鋭いカウンター攻撃を根底から支え続けたのかディフェンダー陣
 
我慢に我慢を重ねて味方の一撃を待つ
 
その苦労が実を結びついに歓喜の瞬間が訪れる
 
得点する為に上がりっぱなしだった宮崎TRIUMPHのディフェンダーは3人ほど
 
SANTANAがマイボールにした瞬間センターラインにいた横山にバウンドボールが入る
 
横山の背中にはぴったりとディフェンダーがついていた
 
その場面を追い抜いていた長渡 優に横山がヘッドで反らし長渡は単独で抜け出す
 
慌ててチェックにきたもう1人のディフェンダーを超絶テクの股抜き(たぶん)であっさりかわした長渡はキーパーとの1対1
 
この勝負でも完璧にタイミングをずらす形で完勝した長渡はお洒落に左へコロコロとボールを転がす
 
待ちに待った追加点は後半24分に生まれた
 
それまで我慢し続けたディフェンダー陣も歓喜のガッツポーズ
 
これにより足が止まった宮崎TRIUMPHをゆっくりかわしつつ終了のホイッスルを迎えた
 
SANTANAは対宮崎TRIUMPH戦1部での3度目の対戦にしてようやくの初勝利
 
とにかく強かったの一言
 
ただウチもウチなりにもっとやれる部分はあったと思う
 
上記しなかっただけで得点のチャンスは何度も作った訳だし
 
しかしまぁこれで優勝戦線には残った
 
宮崎TRIUMPHさんありがとうございました