まさかのセンターバックがCKのみで３発３中！
そして相変わらずのフィジカルと高さを存分にはっきしまくった全ゴールヘッド！！
もう漫画の世界ですよこれ。
普通なら余裕でMVP級の活躍した優やリーグ戦初ゴールをファインゴールで決めた翼をペシッとこの男が跳ね返してしまった。
圧倒的存在感とはこの事だね。びゅりふぉ
今節の対戦相手は昨シーズンのカップ戦決勝で１部リーグ王者宮大ウイングスとPK戦までもつれこむ熱戦を演じ優勝まであと一歩のところまでいった宮崎銀行FC
今季１部リーグに再昇格を果たし開幕２戦で唯一の２連勝チーム、その原動力は２戦で１２得点という攻撃力
とにかくまぁ難敵中の難敵
しかしSANTANAもここ数年ずっと１部で上位争いをしています
簡単には負けられない
意地があります
プライドがあります
うちはそんなに簡単じゃないよ！
ってところをみせてきなさい。と、俺は君達をピッチに送り出しました
結果はまさに
有 言 実 行！！
さぁ内容レポートです
スタメンは２節のHonda Lock F.D戦と全く同じ
本当は２トップが良太と翼のコンビを公言していたんだが残念ながら良太が仕事で欠席したため翼とナオのコンビでスタート
FWの控えとしてベンチにはあの荒武 達也がまさにレジェンドの風格すら漂わせながら試合中ずっとモンスターストライクしてました
もう何度この台詞を吐いたか分からないけど相変わらずいつものごとくスローな入り方をしたSANTANAは後ろからのボールが前に収まらずショートカウンターを数回受ける
横山 尚武、森 翼の２トップと、西山 智人志の３人に全く収まらない
特に智人志に関しては技術もそうだがハートの強さ、年齢的にもこれからのSANTANAを引っ張ってもらいたいという俺の期待も込めてあそこのポジションに抜擢している分、少しイライラしたり、少し雑なプレーをするだけでどうしても目についてしまう
これは今でもそうだが優にも言える
優はずっと俺の厳しい目に晒されながら必死に食らいついて結果を出し続けてくれた
これからもずっとそうだろう
前のHPで誰かに言ったけど、やれない奴にやれとは言いませんので
出来るはずだからやれと！
やったってくれと！
こう思います
さて、試合の話
若干押し込まれる時間が続いたが開始から１３分にSANTANAが先制する
CKから智人志が鋭く巻いた完璧なボールをSANTANAの跳人(ちょうじん)前田 法彦がこれまた完璧に頭で合わせて先制
位置的には中央だったかな？
とにかく場所取りですでに勝ってた
たかが１点
されど１点
この１点はまさに「されど」のパターンでした
この先制ゴールからピタッッッッ！と宮崎銀行FCの足が止まる
プレスに来ない
とにかく来ない
こうなるとSANTANAのイケメン達は前を向けちゃいますのでバンバン仕掛け始める
すると直ぐに結果がついてくる
先制から４分後
右サイド智人志から鼻血もんのスルーパスがゴール方面へ
なぜこのスルーパスが出されたかと言えばこの男が走り続けていたからだ
も り つ ば さ ！！
颯爽と縦に駆け抜けた翼は飛び出してきたキーパーをあざ笑うかのようなゴロでゴールにパスをした
群雄割拠のFW陣
俺はいつでも羽ばたけるぜ！
背中がそう言ってた(言ってない)
さらに足の止まった宮崎銀行FCをSANTANAは猛攻するが中々ゴールがわれない
ここでゴールの取り方を教えてやるよと言わんばかりに(言ってはいない)前田 法彦がチーム３点目をまたしてもCKからゲットする
今度は逆サイドの長渡 優からのボールを相手ディフェンダーと競り合いながらもヘッドゴール
綺麗に決まったわけじゃないけど「あぁ、本当にヘッド強いんだなぁこいつ」って思わせる球足のしつこいふんわりゴール
このイメージってサッカー経験者なら分かってくれると思う
この後少し盛り返されるが前半はこのまま終了
ハーフタイムミーティングでは前節の二の舞にならないこと
前節４点取っておきながら後半は０点
まだ試合を閉めたという展開ならよかったんだが１失点はしたというグダグダっぷり
これだけは無いようにしっかりリセットして
こんな内容だったね
走りまくってたFW２人の疲労が気になっていたがレジェンド荒武が頑なに出場を拒否するので(30分も走りたくないという理由で)交代カードは切らずに後半へ
後半スタートからもSANTANAは相変わらず敵陣でプレーした結果すぐに追加点が生まれる
チーム３点目と同じく優サイドからのCKをファーに走り込んだ前田がドスン！
１点目と同じく場所取りで勝ってたのもあるけどもう頭３つ分くらい抜けてたし相手からしてもどうしようもない
それぐらい完璧なゴールでした
これで前田はディフェンダーながらハットトリック達成
しかも全てヘッド
さらに言えば３発３中！！
凄い！ いや、もうこれは逆にキモい！
ここでキモ田、あ、前田は自ら交代を志願し小玉 克と交代
考えてみたらこの前田。都合３５分間でハットトリックをかました後、悠々とベンチから試合を見学するという荒技をやってのけたのだ
こんなのアリかよ...
ここの交代の後すぐ、またしてもCKから追加点が生まれる
優がニアに蹴り込んだ速いボールを宮崎銀行FCの選手がクリアミス
ボールはそのままゴールへ吸い込まれ５点目ゲット
後で聞いたらどうやらブレ球だったらしく完璧な処理はかなり難しいボールだったようで
計４０分で５点のリードとなれば当然リスクを背負う必要も無いのでこの試合ずっと無双状態だった優を中心に試合を運ぶ
とにかくこれまでの２試合の出来の悪さが嘘のようなコンディションだった優
まぁそれはそれは取られない
バランスよく散らせる
いとも簡単に抜ける
しつこく追いかける
全てにおいて上をいっていた
こんなに頑張ってチームを引っ張る優に俺も交代策で手助けしたかったのでまずは嫌々アップをしていた達也を疲弊していたナオと交代
更に超絶決定機をサクッと外した智人志を見て足にきてると判断
巴哉と代えて前目のメンバーを３枚に減らし防御策
この後すぐくらいだったかな？
頼章からのパスを左側で受けた達也が付いていたディフェンダーを縦への切り返しだけで交わし、キーパーも迫ったがファーへ巻き込みながらゴール！！
もう誰もがうわぁ、とため息すらつきたくなるような達也らしい上手すぎるゴール
本人いわく、前半最初からFW２人が走りまくってディフェンダーの体力削ってくれたお陰っす！
ってなんか好感度アップ狙いの発言してたけどこいつ試合中モンスターストライクしてたからね
２人の頑張り見てないからね
なに言ってんだろねこいつ
こんなネタみたいな奴ですがさらにそれを大きく凌ぐネタ要員がグランド脇へ
ザワザワ、
ざわざわ、、
カァー！カァー！
荒ぶるカラス
ピシャッー！
落ちる豪雷
ゴゴゴゴガゴゴ...
割れる地面
うわーん！お母さぁーん！！
泣き叫ぶ俺
まさかアレは
ん？あれ佐藤さんじゃね？
皆が目をこする
やっぱ佐藤さんじゃん！
昨年出場時間３０秒の男がその記録を伸ばす為に入念なアップで息をきらし降臨
こいつがボールを触ったのか、何分試合に出たのかは知らんがまぁ、良かったんじゃね？知らんけど
逆に良くなかったのはこの後
宮崎銀行FCのセットプレーから失点してしまう
SANTANA目線で言えば左サイド少し遠目50度くらいの位置からゴール前に放り込まれたボールはフリー状態の相手選手へ
角度的にもゴールインのボールだったので聖弥は触らない方に賭けたが敢え無く失敗
フリーだった選手は頭で触りゴールイン
この後３０秒ほどで試合終了のホイッスルが鳴る
実にもったいない失点でした
これでSANTANAは開幕から毎試合失点
ただ少し印象的だったのは途中で退いていた前田にディフェンダー陣が土下座をしている写真がLINEでアップされていた
もちろんネタだよ。分かってるよ。でもなんて言うかディフェンダーはディフェンダーの責任感みたいなのをしっかり背負ってんのかな。と少し感心
だってセットプレーだよ？あんなんゆーたらみんなの責任じゃん
でも失点の責任は最後の砦にあるんだって意識がなんか少し頼もしかったね
まぁネタなんだけどね
さらに言えば失点しちゃってるんだけどね
でもまぁそんなのも楽しいじゃん
これを含めネタだらけで書ききれないくらい色々あった試合でした
面白かったし、頼もしかった
強敵である宮崎銀行FCにこの点差で勝利できたのもリーグ戦に置いてはデカい収穫だし
最後の失点勉強させてもらいました。宮崎銀行FCさんありがとうございました
