2017 トレーニングマッチ vs 高岡FC(3/31
3月31日に行われた高岡FCさんとのトレーニングマッチレポートです
まだ僅かな可能性はありますが多分このTMが開幕前最後の調整試合になるかなと思っています
さて、当日ですが沢山の参加有難うございました!だいぶいいデータを頭に詰める事が出来ました
それとこの日はTOPページの写真にも書いてありましたが由隆が受験勉強に入るためラストゲームとなりました。約2年間お疲れ様でした!また時間ができたら一緒にサッカーしような!
参加メンバー
トップチーム
松元 広宣
長渡 優
前田 法彦
田島 啓央
松元 大貴
平尾 和基
畦池 彰
西山 智人志
尾崎 順一
安山 侑任
新加入
面高 健祐
古宮 秀隆
石塚 優樹
野澤 秦皓
ユースメンバー
新島 由隆
練習生
宮路 亮平
計 16名
フォーメーションとシステム
前回のTMで0トップを封印して感触が良かったので継続して2トップのスタイルに厚みを増す作業になりました
少し後悔しているのは、いざと言う時の為のフォーメーションを試せなかった事でしょうか
例えばビハインド時の攻撃的なシステムやリード時の時間を使うシステムです
これらは日々の練習ですり合わせて実践がぶっつけになりますかね、、、
ポジションはちょこちょこ変えたので正しくないかもしれませんが大体上記3パターンを回しました。4本目にそれまでとは少し意味合いの違うイメージをフォーメーションで意識させました。それが一番右の3ボランチですかね。結果としてはこのシステムが唯一複数得点できたゲームになります。
メンバーの皆さんは分かっていると思いますが私はとにかく守備中心のシステムを好む傾向にあります。メンバー選考にもそれは言えます。後述しますがポゼッション思考は捨てた方がいいと思います。とにかくSANTANAにはそれが向いていません。。後ろで回せれば十分かなぁくらいで私は考えています。
右サイドからの攻撃時
左サイドからの攻撃時
今回気になったのが逆サイドの選手の余り。本人たちには口頭で説明しましたがその詳細と、他のメンバーも頭に入れておいてほしい事です。
このスタイルは一発で通れば大きなチャンスを迎えます。更に相手ディフェンダーも引っ張れていたとしたら中央で僅かなスペースができるでしょう。が、リスクの方が大きいと私は考えます。
まずボールロスト時に素早く帰陣できません。全力で戻ったとしてもそのディフェンスは後手に回るでしょう。中央に寄っていれば戻る距離は短くなり、なんならロストした場所に直接プレスにいけるかもしれません。
それとサイドバックの上がるスペースを消している事象も。大体このカテゴリーのサッカーのサイドバックの攻撃は安パイの時がほとんどです。その時に外に2人いても1人いてもあまり変わりません。2人かけている方が費用対効果が悪いという事になってしまいます。
すべてのプレーをこうしろと言う話ではなくこのプレーも頭に入れてバランスよく使い分けられる天才になってくださいという事です。
プロの世界でよく見る逆待ちはホルダーや周りの選手の足元が完璧でかなりの高確率でそこまで運ぶ手順を間違えないからできる事であります。私たちには少々荷が重いです。攻撃しながらリスクを減らせるならば中央に寄って敵を引っ張りその空いたスペースにサイドバックを入れてあげましょう。
ただし!ディフェンダー陣からの逆ドーンは意外とリスクが無く、通ればビッグチャンスを作り出せます。まぁこれも使い分けですね。スフィーダさんなんかはこれが上手い気がします。
次にポゼッションの事。このTMも高岡さんの高い技術に後手を踏みポゼッションは4:6負けくらいでしょうか。しかし試合結果は4-1の快勝。皆さんそろそろ意識改革しましょう!攻められてるんじゃない。攻めさせとるんだ!と。
直近の公式戦、カップトーナメントの宮崎銀行FC戦。この年で一番と言っていいほどディフェンシブなシステムを組まれた試合でした。ポゼッションはうちの圧勝。がしかし得点が奪えずPKで敗戦。
リーグ戦にPKはありませんが前からこんな展開の試合沢山ありませんか?
SANTANAはなぜか伝統的にかなりカウンターが上手いです。逆にカウンターの受け方はあまり上手くありません。メンバー個々の実力で跳ね返してきたのが現実です。
そしてなによりボールを保持しながらの崩し方は壊滅的にバリエーションがありません。これと先ほどの宮銀戦を鑑みても、どう考えても「守備的なサッカー」を鋭利に磨いていく方が強くなれるのです。
まずは後ろからしっかりと土台を作り守って相手を引き出します。そこから攻撃に転じる。その時に一番大事なのはシュートまでにかかるタッチ数や時間をなるべくかけずにいけるか。もしいけないと判断した場合は相手ももう戻ってきている頃でしょうからポゼッションに移行してもいいのかなと思います。
その意識をまずは全員が共有し一気に動き出し連動できるか。まぁこれがむちゃくちゃ難しいですが。。やれない面子ではないと確信しています。
次ですが約100分間のゲームで失点が1だけだったことはものすごい好材料ではないでしょうか。単純な計算ですが1試合で0.6失点。高岡FCさんのような好敵手相手にです。ちょこちょこ交代はしていますが、、、だからこそ全員が集中して守備をできていた事の裏返しでもあります。さらに新加入のケンがいくつかのビッグセーブと正確なキックで新GKとして大きくアピールしたと言えるでしょう。現守護神の聖弥のライバル出現となりますがこういう事象が各ポジションで起きてくれると監督としては嬉しい悲鳴ですね。
試合結果
20分ゲームを5本
1本目 1-0
長渡 優
2本目 0-0
3本目 1-0
野澤 秦皓(新加入)
4本目 2-0
安山 侑任
石塚 優樹(新加入)
5本目 0-1 TOTAL 4-1WIN!!
個人評価
長渡 優 6.5
先制点も決めたし、ボールを扱っている時は安心して見ていられる。上記したオフザボールの動きを見直して、あと2トップをどんどんデコイで使っていいからドリブルしよう!俺は優のドリブルが見たいぞ。
前田 法彦 7.5
抜群の安定感でした。ヘッドはもちろんだが追いかけ合いにもキレの戻りを感じてます。
田島 啓央 5.5
足を使い攻撃参加しディフェンスにも一番に戻る姿勢は素晴らしいが肝心のディフェンスが軽かったりフリーでボール受けたのにえぐらずクロスを上げてしまったりと判断ミスが少し多かった。
古宮 秀隆 6.5
皆が苦しい時にこそ無理が効いた選手。確かな足元からのパスで打開を図っていた。問題はまだメンバーの名前が頭に入っていない所かW
面高 健祐 8.0 MVP!
雨で守り辛い状況の中でもキッチリ守り切り失点を1に留めた。しかもこの失点も止めれるGKはなかなかお目にかかれないほぼノーチャンスの失点。終了間際までずっと壁となり相手の前に立ちふさがった。
松元 大貴 6.0
前回よりかはコンディションを上げてきたがまだまだこんなもんじゃない。ペナルティーエリア内での迷いはクリアでいいからいち早く解決すること。
畦池 彰 5.0
ディフェンスも軽かったし特出するほどいい場面は作れなかった。遅攻選択はまったく構わんがならばそのお前から出る1本目のパスはミスってはいけない。
平尾 和基 6.0
キープ力は凄かったがカズのその技術は使う場所がもっと前なんじゃないかなと思う。パスカットとその予測はかなりレベルが高かった。
西山 智人志 6.5
後ろが死ぬ気で守り渡したボールをあまりにもあっさり失う場面が散見された。逆にディフェンスにコンバートされた時は神ってた。今までも上手いと思っていたからアンカーやセンターバックで使ったりしてきたが正直ここまでできるのかと驚いた。ディフェンスした2本目だけなら9.5あげたいレベル。
石塚 優樹 6.0
しつこい守りでチームの中盤に厚みを作り、そこからの攻撃参加もタイミングがよかった。さらに公式戦ではないがチーム加入後初ゴールもマークした。欲を言えば優樹と言えばコレだっていう誰にも負けない武器を見せてほしかった。
尾崎 順一 6.0
相変わらずの汗っかき屋でチームの為に奔走するシーンが多々見られた。後は自分の力で打開する貪欲さもあればお前にパスを要求した仲間もデコイになりその後もっとパスが通りやすくなるんじゃないかな?
安山 侑任 6.5
ずっと続けていた前線からのプレスが実り4本目に得点を上げた!が、5本目に股抜きされてからの~失点で苦い結果に。とにかく侑任にはその足を磨いて前線であばれまくってほしい。寝坊さえしなければ今節1得点できるんじゃないかと密かに期待しています。
野澤 秦皓 7.5
最後まで運動量が落ちない。そして3本目のロングドリブルからの相手ゴールのニアをチップキックでぶち抜いたプレーは称賛に価する。侑任とのライバル関係もチームに笑いを誘い見てて楽しい。
新島 由隆 4.5
ラストマッチだったので記念にFWをやらせたがそれがいつもの由隆らしさを削ってしまった。SBに配置された時はある程度のポテンシャルを見せたがDHに入ると体の入れ合いで完敗。あれは強い弱いではなく判断が早いか遅いかである。最後に由隆のゴール見たかったなぁ(笑)受験勉強頑張ってな!
宮路 亮平 5.5
豊富な運動量を武器に打開を図るが練習生という事で各ポジションに配置されてしまい中々波に乗れなかった。一つアドバイスさせてもらえるならば、まずはそのフィジカルを活かしたキープを磨くだけでもガラリと見える風景が変わると思います
順位 | TEAM | 試合 | 勝点 | 勝 | 分 | 負 | 得失 |
1 |
SANTANA | 10 | 28 | 9 | 1 | +34 | |
2 |
宮大WINGS | 10 | 25 |
8 |
1 | 1 | +26 |
3 |
AQUILOTTI | 10 | 24 | 8 | 2 | +18 | |
4 |
ナインティーズ | 10 | 16 | 5 | 1 | 4 | 0 |
5 |
宮崎TRIUMPH | 10 | 15 | 5 | 5 | -1 | |
6 |
FC SOREO | 10 | 14 | 4 | 2 | 4 | +2 |
7 |
宮崎信用金庫 | 10 | 11 | 3 | 2 | 5 | -2 |
8 |
STARGET FC | 10 | 9 | 3 | 7 | -15 | |
9 |
FC プレスト | 10 | 9 | 3 | 7 | -27 | |
10 |
ザッキーズ | 10 | 7 | 2 | 1 | 7 | -11 |
11 |
VIVATY | 10 | 3 | 1 | 9 | -24 |
順位 | TEAM | 試合 | 勝点 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 | 得失 |
1 |
SANTANA | 10 | 28 | 9 | 1 | 42 | 16 | +26 | |
2 |
AQUILOTTI | 10 | 25 |
8 |
1 | 1 | 29 | 11 | +18 |
3 |
ザッキーズ | 10 | 20 | 6 | 2 | 2 | 22 | 13 | +9 |
4 |
宮大ウイングス | 10 | 19 | 6 | 1 | 3 | 23 | 11 | +12 |
5 |
FCプレスト | 10 | 15 | 5 | 0 | 5 | 21 | 10 | +11 |
6 |
宮崎TRIUMPH | 10 | 14 | 4 | 2 | 4 | 15 | 20 | -5 |
7 |
STARGET FC | 10 | 13 | 4 | 1 | 5 | 29 | 25 | +4 |
8 |
FC SOLEO | 10 | 10 | 3 | 1 | 6 | 11 | 16 | -5 |
9 |
宮崎信用金庫FC | 10 | 8 | 2 | 2 | 6 | 14 | 35 | -21 |
10 |
宮崎銀行FC | 10 | 7 | 2 | 1 | 7 | 8 | 21 | -13 |
11 |
FC ヴォルケーノ | 10 | 0 | 10 | 8 | 44 | -36 |