宮崎地区社会人サッカーリーグ 第7節

2018.9.2 生目の杜(人工芝


  SANTANA   vs 宮大ウイングス

 2 - 0

2 前半 0

0 後半 0


01分 安山 侑任(加藤 龍之介

19分 本多 柊吾


 

MEMBER
STARTING RESERVE
P No NAME G A 評価 P No NAME G A 評価
GK 31 面高 健祐 - - 9.0 DF 2 中越 隆太郎 - - 6.5
DF

19

野澤 奏皓 - - 7.5 DF 23 石塚 優樹 - - 7.0
DF 18

畦池 彰

- - 7.5

 

         
DF 4

佐藤 良介

- - 7.5            
DF 15 末海 聖也 - -

7.5

           
MF 25

緒方 龍太郎

- -

8.0

           
MF 17 鍋山 時弥 -

7.5

           
MF 16 安山 侑任 1 -

8.0

           
MF 5 黒木 充照 - - 7.5            
MF 8 本多 柊吾 1 - 8.0            
FW 30 加藤 龍之介 - 1 7.5            

 

MVP No.31 面高 健祐

開幕戦となるTRIUMPH戦以来の被シュート数で久々にやることが多かった試合となったがキッチリと仕事をこなした。相手のチャンスを跳ね返すだけで全ての選手のメンタルをコントロールした。SANTANAは奮起し宮大ウイングスは焦燥する。自身のプレーでチームを救うとはこういう事。

 

GAME ANALISYS

聖也のハイレグポーズは何なんでしょうか。相変わらず緊張感のないメンバーばかりで素敵です。

 

 

さて、9月2日の宮大ウイングス戦大変にお疲れ様でした。

構図としては無敗同士で試合数が1試合多いSANTANAが1位。それを追いかける宮大ウイングスが2位という状態でいわゆる首位決戦。

 

 

SANTANAがこのリーグを連覇するにはどうしても乗り越えないといけない大きな壁でした。

 

 

この試合をなんとか2-0で勝利し貴重すぎる勝ち点3をもぎ取りました。

スタメンは上記の通りです

 

 

第2節の活躍から完全に1トップのスタメンに定着した龍之介

本格的に化け物じみて来た柊吾

中盤の主役になっている龍太郎

尻上がりにチームの信頼を得てきた良介

 

 

この4枚をフォローするように経験豊富な畦池、充照、時弥の3枚が縦軸として並びます

 

 

秦皓、侑任、聖也の看護大3人組はスピードがトップクラスなので今節はサイドを任せます

 

 

これに優樹と隆太郎の豪華な控え陣が早く試合に出せオラと私にアップかましてきます

 

 

この試合もローカルルール(熱中症対策として交代フリー)が適用されていましたので贅沢を言えば前節活躍した鈴や凌大、そして虎次郎なんかもいたらまた一味違った結果になったかもしれません

 

 

しかしながら今節は誰が来ても替えが効かないGKケンの活躍が勝利の1ピースだったと思います

 

 

フィールドプレイヤー全員頑張ってくれたけど今回のMVPはケン一択でしたね。素晴らしかった

いつもの様に展開できない相手であるのは間違いないので私の構想としては、やや引いてカウンター主体にしようかと考えていました

 

 

それを確定させるためにゲームプランをキャプテンに相談をした時にほぼ同意見だったが「最初の10分だけガッツリ前からいきたい」

 

 

そこで点が取れたら守り切るんで

 

 

って事でした

 

 

結果として畦池のこの判断は大成功でした

 

 

開始からプレス強めに入ったSANTANAは1分で先制点を奪います

龍之介からの横パスを受けた時点ではドフリーだった侑任が「わざと」トラップミスをして相手DFに間に合うような錯覚を起こさせスライディングをさせる。これで左へのシュートの選択肢を無くし、じゃあ右だ!と相手GKが足を広げたその刹那、侑任は不敵な笑みを浮かべ「HAァ!この瞬間を待っていたんだ!稲光れ!俺の右足よ!!」と叫びながらGKの股を抜いた

 

 

この間約2秒の出来事である

 

 

開始からあっという間の出来事で声出ちゃったけど決めた後の侑任がこっちに向かって

 

 

侑任「ヒロさん!(見ましたか?俺の完璧なゴール)」

 

 

私「いやいやw(トラップミスしましたやんwシュートも怪しいしw)」

 

 

侑任「ヒロさーん!!ほら!(見ましたか?俺決めるって言いましたよね!)」

 

 

私「いやいやいやw(試合前の円陣の時に聞いたらアシストならってw)」

 

 

相変わらずかみ合わない二人を畦池が「こっからだぞ。締めろよ」と冷静にまとめ試合再開

 

 

正直あまりにも早い先制点だったのでどこかでは振出しに戻り、また然るべき時間帯で前からのプレスがいるだろうなぁって思っていましたが(素早く正確に繋げることができる相手には生半可なプレスだとリスクが大きいから常には無理)宮大のSBの上りがほとんどなかったのでナチュラルにポゼッションが5分5分でした

 

 

なので引いて守る形にはなり辛く、中盤のつぶし合いが頻発し、それに勝った方がゴール前で模索する

 

 

そんな展開が続きます

そんな流れの19分

SANTANAの得点源の2枚看板の1人である本多柊吾が狂気のゴールを決めます

 

 

まだグラウンド中央を軽く超えたあたりでボールを保持するとドリブルを開始

20m弱ほど鋭く前進したがそれでもまだ20m以上残っているペナルティエリア外から彼は右手に相手を抱えつつ悪魔の左足を振り抜いた

 

 

ボールは柊吾の足元から爆発したように消え、一瞬でゴールに突き刺さりました

 

 

このカテゴリーでは滅多に見ることができないボールスピードで「は?」「うおおおおおおおおおお!!!!!」みたいな間が会場にありました

 

 

自分も15年ほどこのリーグにいますがJAFCの倉山君の西都で見たロングシュート、それと2年前のザッキーズ戦で侑任が決めた超ロングシュートくらいしかパッと思い出せません

 

 

凄いを通り越してもう気持ち悪かったです

あまりにも強烈なインパクトを残したのか後半は柊吾のマーカーが変わっていたのが印象的でしたね

 

 

策を練るとはそういう事ですし仮にその選手が能力が高いので前目の選手だがやむ負えずそこに配置したのならば柊吾はそこに存在するだけで宮大の攻撃のカードを1枚消したことになります

 

 

まぁ単純に決まっていた交代だったのかもしれませんが

 

 

この後クロスボールなどで危険な場面をいくつか迎えたが前半は2-0と最高の形で折り返す

 

 

この流れを維持したかったので控えはステイで後半に入る

 

 

そういえば珍しく侑任が交代希望をハーフタイムに出してきたので後半始まって5分ほどの時点で

 

侑任→隆太郎

時弥→優樹

 

の交代申請を済ませる

 

 

流れとしては多分畦池の指示だろうけど相手にハッキリとその意思が伝わらない程度に試合を落ち着かせていたSANTANAとまずは1点取らねば、しかし後ろにスペースを作ると3点目のリスクが、、、の宮大ウイングスという構図

正直うちの攻撃としてはペースダウンしていたのですが本質的な部分では利点が多かったです

 

 

その本質的なというのは主に時間を使うという事

 

 

勝っているチームにしか与えられない選択肢の特権です(W杯の日本ポーランドは例外ですが)

 

 

先ずは守備の意識を忘れずに相手ボールの時はしっかり対応し、奪えば時間も使うしプレスにくるなら裏狙うよ?と相手をけん制

 

 

交代がフリーでしたのでこまめにメンバーを休ませ全員で勝利を目指します

 

 

この交代作業で使う20秒すら時間を稼いでる気分です

 

 

前後半併せて1番のピンチが45分頃あったと思います

 

 

左サイドゴール間近で完璧な枠内シュートを放たれますがこれをケンが左手一本で弾き返しました

 

 

このシュートが入らないとなるといよいよ宮大は心折れかけてきます

 

 

SANTANAはリスクを冒さず無難に対応し続けます

 

 

そのまま何事もなく歓喜のホイッスルが鳴り試合終了

 

 

圧力を強めた前半に得点し、受けに回った後半に無得点ながらも無失点(チャンスは作った)

 

 

非常に効率が良く大人のサッカーをしたのではないでしょうか

 

 

とにかく全員が与えられたポジションでサボることなくファイトした

 

 

それで結果がついてきたので最高です

残りの試合がザッキーズ、AQUILOTTI、VIVATYと強烈ですが宮大ウイングス相手に走り負けなかったSANTANAならば希望は分厚く持てるのかなと思います

 

 

本当にみんなよく頑張ってくれました!

 

 

宮大ウイングスさんありがとうございました!