宮崎地区社会人サッカーリーグ1部 第10節

2019.01.20 萩の台 延期試合


   SANTANA   vs ザッキーズ 

1 - 1

0 前半 1

1 後半 0


25分 失点

58分 黒木 充照(畦池 彰


 

MEMBER
STARTING RESERVE
P No NAME G A 評価 P No NAME G A 評価
GK 31 面高 健祐 - - 5.5 MF 17 吉野 鈴 - - 5.0
DF

16

安山 侑任 - - 5.0 DF 7 田島 啓央 - - 5.5
DF 18

畦池 彰

- 1 5.5

 

         
DF 4

佐藤 良介

- - 5.5            
DF 15 末海 聖也 - -

5.0

           
MF 5

黒木 充照

1 -

6.0

           
MF 19 野澤 奏皓 - -

5.5

           
MF 14 末永 凌大 - -

5.5

           
MF 21 黒木 俊希 - - 7.0            
MF 13 鮫嶋 虎次郎 - - 5.5            
FW 22 加藤 龍之介 - - 5.0            

 

MVP No.21 黒木 俊希

前目の選手の中で1人だけはっきりと違いを見せる事ができた選手。渡せばキープしてくれる、渡せば前に運んでくれる、渡せば何か起こしてくれる、そんな期待を持たせてくれる存在感があった。あの屈強なザッキーズメンバーを相手に一歩も引くことのない体躯も◎

 

GAME ANALISYS

2018シーズン延期試合となっておりましたリーグ第10節大変にお疲れ様でした

この試合をもって今シーズンのリーグ戦は全て終了し、先週準決勝進出を決めたカップ戦を残すのみとなりました

 

 

 

昨年のザッキーズ戦レポにも通算対戦成績を載せていたので今回も書こうか

 

 

対 ザッキーズ

2勝3敗3分け 得失点 -1

 

 

昨シーズンのリーグ戦で勝利し2勝2敗3分けの五分に持って行けたがその後カップトーナメント準決勝で対戦し0-1敗戦

またも成績で一つ上をいかれてのなんやらかんやらありまして約1年ぶりの対戦

 

 

これだけの接戦を演じ続けている両者だが置かれている立場は真逆

 

 

 

SANTANAは開幕から9連勝を飾りこの最終戦を残した状態でも優勝が確定していた

 

 

逆にザッキーズは2勝7敗でなんと10位

この試合で勝利しなければ2部へ降格という危機にさらされていました

 

 

 

 

いやおかしいだろ!

 

 

ザッキーズあんなに強いのに

 

 

 

 

 

お互いが迎えている現状が最高の試合を作るという確信はありました

 

 

SANTANAが目指すは全勝優勝

ザッキーズは勝利しなければ降格

 

 

 

こんな2チームが展開した試合はやはり最高に面白いものとなりました

この試合の大きなトピックはずばり本多柊吾と緒方龍太郎の欠席ではないでしょうか

 

 

 

リーグ9戦に出場し8戦で得点をマークした左足オバケ「本多 柊吾」

 

開幕前に加入し一瞬で定位置を確保、5得点5アシストでSANTANA中盤のエンペラーとなった「緒方 龍太郎」

 

 

 

今までリーグ戦の全てに出場していたこの2人が欠席

 

 

社会人サッカーは部活やプロではないので選手に対して拘束力はございません

なので休むことになんの問題もありませんし今までの尽力を考えれば感謝がはみ出るくらいです

 

 

 

こういういつでも起こりうる事態にも対処していく(できる)総合力が社会人サッカーチームとして必要力なのではないかと私個人では思っております

 

 

 

その観点から言うとスタメンには十分戦えるメンバーが並びましたしサブは田島啓央・吉野鈴と相手を困難にできる面子も残せました

 

 

 

 

 

 

 

さて試合です

 

開始10分はザッキーズが完全にコントロールし、そこから50分までは同等に殴り合う

 

 

そして最後の10分はSANTANAが圧倒していましたのでやっぱり通算戦績が示す通り五分の展開

 

 

 

 

それにしても開始10分のザッキーズの圧力は凄かった

 

 

お互い勝利を前提に戦っていますが勝負所をどこに焦点を合わせるかなんです

 

 

ザッキーズは「開始から」フルパワーであたり、それを「リードするまで続ける」だったんだと思います

 

 

 

 

正直なところ引いた相手の崩し方を知らないSANTANA的にはガンガン来てもらい中盤で競り勝ちショートカウンターなどでの得点期待値が上がるこの展開には旨味がありました

 

 

スピードと運動量には絶対的な自信をもって戦っていますし実際10分以降効果的なボールを前に運べる時間が増えていました

 

 

 

が、最後の部分はキッチリと守られてしまい得点が取れない

 

 

 

 

そうこうしていた25分

 

ザッキーズがCKのクリアボールを拾いペナルティエリア内にいる前田選手にパス

 

 

前田君が振り返りぎわでフォアにシュートを放つとこれがケンの手も届かずゴール

 

 

 

SANTANAは今季12試合目にして初めて先制点を奪われる展開に見舞われました

 

 

 

 

気迫のゴールを許したSANTANAですが気圧されることなく果敢に攻勢を強めます

 

 

直後のハーフタイムはそれぞれがお互いに意見を交換しメンバーの交代はひとまずなし

 

 

後半開始5分頃、吉野鈴を投入し2トップ気味になっていた形に更に両ウイングが加勢します

 

 

これによって中盤は手薄になるがサイド攻撃とディフェンスライン裏へのアタックがより簡潔にそして明確になると判断しました

 

 

 

したらやっぱみんな体力あるから戻れちゃうんだよね

 

 

中盤底のディフェンスにトップの龍之介が加勢してるなんて当たり前にあったもんね

 

 

 

 

後半のザッキーズの意識はディフェンシブ

 

 

持っている1点を守り続けあわよくばカウンターやセットプレーで追加点を上げたい

 

 

 

 

攻撃は続けるが完全にその流れに飲み込まれていたのがSANTANA

 

 

いつの間にか沼に足を取られどう抜け出せばよいのか分からない

 

 

そしてあっという間に時間がなくなっている

 

 

 

 

ようやく焦った若武者たちはラスト10分がむしゃらに攻めた

 

 

 

攻めた攻めた攻めたァ!

 

 

 

かしスコアは変わらずまだ0-1だ

 

 

 

そこで今までの経験値を存分に発揮し敢然と、そしてダイナミックでファンタスティックな結果を出したのがキャプテン「畦池 彰」と副キャプテン「黒木 充照」である


後半59分。CKのチャンスを得たSANTANA

 

 

 

キッカーは畦池

 

 

小学校?中学校?の頃から一緒にサッカーやってるこの30オーバーの幼馴染おっさんコンビは目で会話するんですよね

 

 

 

 

畦池「(さてと、、んーー、ニア空いてんなぁ)」

 

 

 

充照「(お~い畦池ぃ!ニアに蹴ってよ~!)」

 

 

 

畦池「(ん?なんだあのブスにらんでんじゃねーぞオラ)」

 

 

 

充照「(そそそ!俺がこのディフェンダー背負っとくからさ!絶対に頭超えないボールで頼むわ!)」

 

 

 

畦池「(あー誰狙うかな。。ま、ここしかないか)」

 

 

 

そして畦池ニアにギューン!!

 

 

 

 

充照ヘッドでドーン!!

 

 

 

 

完全無欠で完璧なアイコンタクトによりようやくザッキーズの牙城を崩したSANTANA

 

 

 

が、この1分後に試合終了

結果は1-1の同点

 

 

 

SANTANAは全力で戦いましたが夢の全勝優勝を逃しました

 

 

しかしここまでの成績を残せている事だけでもメンバーの頑張りを称えたい結果であります

 

 

 

そしてなによりザッキーズが強かった

 

 

流石に今年はうちに分があると踏んでいたがザッキーズメンバー全員が芯の部分で「絶対に勝つんだ」という気概でやっていたのでその気迫に押されたSANTANAはありとあらゆる箇所でミスを犯しました

 

 

あのザッキーズを冷静にいなすのは中々大変な作業です

むしろメンバーにはよくやれていたぞと言いたい

 

 

 

 

 

あー

 

 

でもあれか

 

 

柊吾と龍太郎が言うのか~

 

 

 

「いや~、やっぱSANTANAは自分がいないとダメっすね!」

 

 

 

 

 

 

 

よし!パッと切り替えて27日のカップ準決勝に備えましょう!

 

 

ザッキーズさんありがとうございました!